日別:2016年10月27日

0歳児を海外に連れて行くために必要なこと(予防注射編その3)

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予防注射 不活化ワクチン 生ワクチン

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。

2回に渡ってお送りしている乳幼児の海外渡航のための予防注射の話しですが、本日はその完結編です。

「0歳児を海外に連れて行くために必要なこと(予防注射編その1)」
「0歳児を海外に連れて行くために必要なこと(予防注射編その2)」

<前回までのあらすじ>
香港出張へ、(出発時点で)0歳8ヶ月の子供を帯同することに。かかりつけの小児科の先生には「MR(麻しん・風しん)、日本脳炎、インフルエンザのワクチンを接種していった方がいいかも」と薦められたので、予約を入れようとしたところ、MRの予約待ちが長蛇の列。そこでMRのみ、出産した産婦人科の予防接種外来で受けることにしたのですが、その病院では今度は日本脳炎のストックがないと言われ、プチパニックに・・・。

***

結論から申しますと、

まず日本脳炎とインフルエンザ(不活化ワクチン)をかかりつけの小児科で受けて、その1週間後にMR(生ワクチン)を産婦人科で受ける、ということになりました。

お世話になった産婦人科の予防接種外来は、基本的にはその病院で生まれた子供を対象に、1歳3ヶ月までの予防接種を行っているので、推奨年齢が3歳〜の日本脳炎のストックは常備しておらず、今回取り寄せてもらうにも発注の最低ロット数が大きすぎるので難しい、とのことでした。

ならもう日本脳炎は諦めるか、、、と思っていたところ、産婦人科の方から「小児科なら常備していると思うので、試しにかかりつけの先生に相談してみたら?!」と提案されたので、そうか、それもそうだよな、と思って確認してみたら、小児科の方で受けられることになりました。

ちなみにその際、産婦人科の方からは、

「基本的な推奨年齢が、MRは1歳から、日本脳炎は3歳から、なので、その月齢(生後7ヶ月)で受けても問題がないのか、改めてもう1度確認してもらえないか」

と念をおされたので、その旨を伝えて小児科の先生に質問したところ、

「どちらも医学的には生後6ヶ月から受けられるので、受ける順序さえ守れば大丈夫です」

との回答をいただき、なおかつ、

「日本脳炎は、公費補助が出ると思うので、区役所に問い合わせてみてください」

とのアドバイスをいただいたので、連絡したところ、補助金が受けられる問診票を入手することができました(ちなみに自費だと6000円)。

という訳で、前回受けた生ワクチンのBCGから4週間のタイミングを待って、まずは日本脳炎とインフルエンザ→(その1週間後に)MR、という流れになりました。

なお今回このてんやわんやをやって受けた実感は、

とにかくワクチンは早め早めに受けさせるに限る、ということでした。

ただでさえ子供は突然体調を崩します。そうなるとワクチンは受けることができず、1種類だけの予定ならそれでも構わないのですが、何種類かの予定を立てていると、それが一気に狂います。

実際うちの子は、体調を崩したせいで、当初BCGを受けようと思っていた時から1ヶ月半ほどずれ込んでの接種になってしまったのですが、この予定がもうちょっとずれ込んでしまっていたら、今回の香港出発のためのワクチン接種が間に合わなかったかもしれません。

ワクチン接種自体については、副作用のリスクを懸念する声もありますが、わたくしはその危険性よりも、受けないことで病気が重症化するリスクの方がはるかに高いと思っているので(そして、受けている人がたくさんいて、病気が蔓延していないからこそ、受けてない人が無事でいられるとも思うので)うちは、受けた方が良いとされるものは、引き続き今後も接種していこうと思っています。

何れにしても、事故なく、怪我なく、病気なく、行って帰ってこられればいいなと思っております。

【海外渡航における乳幼児の予防接種についてのまとめ】

(1)自分の子供が接種済みのワクチンについて、母子手帳などで確認する
(2)渡航先エリアでどんな病気が流行っているか、どんなワクチン接種が推奨されているか厚生労働省検疫所 FORTHのページで確認する
(3)未接種で、接種が推奨されているワクチンを受けるべきかどうか、月齢的に受けられるかどうか、かかりつけの病院で相談する
(4)受けようとしているワクチンが生ワクチン(間隔:4週間)か、不活化ワクチン(間隔:1週間)か調べて、複数受ける場合はどの順番で受けたら良いか予定を組む
(4)推奨年齢よりも前に受けても、申請次第では公費補助が受けられる場合があるので、区役所などで確認する(世田谷区の場合:健康づくり課 保健相談係/電話:03-3702-1982)

・なお、その時の病気の流行状況によっては、ワクチンが在庫不足ですぐに希望するものが受けられないかもしれないので(2016年10月現在では、はしかの流行のせいで、MRワクチンが入手困難状況にありました)、海外渡航予定が決まり次第、すぐに動くことをお勧めします。

<2016年11月1日追記>
なお、MRワクチンに関しては、結局「受けない」という結論に至りました。くわしくはこちらの記事をご覧ください。

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バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織

中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 Saori Mochizukiの水玉バッグ Saori Mochizukiの水玉バッグ ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop *ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます) *Google+「Saori Mochizuki」ページ にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへにほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へにほんブログ村 ファッションブログへ

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