こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
昨日、流し観ていたテレビの画面から世界最高峰を誇るアメリカの捜索犬K-9の番組が流れてきて、思わず食い入るように観てしまいました。
7年前に岐阜県のキャンプ場から失踪した小学生の女の子を捜す、というものでした。
昨日今日いなくなったのならまだしも、何年も前の人のニオイなんて探せるのかしら、、、と胡散くさがってみていたらば、なんとびっくり、地中なら5m、年月なら30年前のものでも判別できるというので、さらに画面に前のめりになってしまいました。
結果は残念ながら女の子を見つけることはできなかったのですが、その時とても印象的だったのが、失踪した女の子のお母さんの
(正確な文言は忘れてしまいましたが)
あきらめるつもりはない。でもどこかで区切りをつけないと、捜索を手伝ってくださっている人たちにも申し訳ない。だからこの捜索を一つの区切りにしたいと思う。
という言葉でした。
これはわたくしもてんちゃんが行方不明になった時、同じようなことを考えた時期があったので、痛いほど気持ちがわかります。
行方不明になったものを探すって、本当に心が消耗するんです。
いつになったら終わりが来るのか、どこを探したら答えが出るのか、誰もなにもわからないですし、かといって自分で区切りをつけてしまうと、諦めたようでとても後味が悪い。でも延々と探し続けるのも心底しんどい…。
この無限ループからでてこれないんです。
そう思うと、どんなにしんどくても締め切りがあったり終わりの日が来る日々の仕事などはたかがしれてるな〜と思いました。
その昔、受験生だった頃、試験の日まで間に合わないよ、辛いよ〜と話をしていたら、「終わりが来るのは幸せなことだ」的なことを言われて、その時はいまいちピンと来ませんでしたが、今はつくづくそうだなぁとその言葉を噛み締めています。
失踪した女の子が無事見つかることが一番ですが、もしも万が一、そうならなかったとしても、女の子のお母さんをはじめとするご家族の方達が、少しでも心安らぐ日を過ごすことができたらなと思ってしまいました。なかなか難しいかもしれませんが…。
バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織
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