こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。
今年の6月から、日本文化継承活動『巴扇(HASEN)』主宰の末廣ともえさんと、「キモノゾメ」というプロジェクトを始めて、毎月定期的に着付けの1日レッスン会などを開催しています。
和服文化が廃れていくのはもったいない、と思う人は少なからずいて、わたくしもその1人ではありますが、そうはいうものの、ではなぜ今、みんな着物を着ずに圧倒的に洋服なんだろか、と考えると、おのずと廃れゆく理由がわかる気がします。
まず第一に、和服って、不便ですよね。
今日みたいな台風の大雨の日にはとてもじゃないけど着て出ていく気がしないし、象徴的だとされる四角く長い袖も、家事にはまったくうっとおしい存在です。
ただいま絶賛授乳中のわたくしは、着物時代の人がどうやって授乳していたのか興味津々ですし、ネットでいろいろ調べてみると、
「身八つ口(袖の脇のすきま)からあげている」
という現代の猛者もいるようですが、普通の洋服を着ててもおっぱいの出し入れはわずらわしいのに、よくやるなぁと感心してしまいます。
しかも日本は今、ファッションのリンスインシャンプー化が進んでしまっています。
そんな日本において、仕事に来ていけない・家事がやりにくい和服は、遠くにあって眺める、文字どおり高嶺の花になってしまっても仕方がないんだろうな、と思います。
でも、想像している以上に和服って、実は「適当」です。
わたくしも何人かの方に着付けを教えてもらったり着付けてもらったりしてきましたが、基本的な部分を含めて、みなさんやり方はばらばらです。
また、かしこまったお茶会や披露宴などに出席する場合は、その枠の中で定められたしきたりに従う必要はあるかもしれませんが、友達とちょっとおしゃれして出かける、くらいの感じだったら、誰かに迷惑をかけるわけでもないので、いくらでも自分流に着ていいと思うのです。
その辺りが、あまりにも和服から離れすぎてしまったがためによく分からなくなってしまって、ただただまるっとわずらわしいものとして敬遠されてしまっているのが本当にもったいないな、と思うので、その面倒くささを軽減して、一緒に楽しんでいけるようなレッスンや体験をどんどん提供していけたらいいな、と思っております。
1日レッスンは、1回完結で、レッスン代のお支払いもその都度なので、やってみて「着物は自分の性に合わない!」と思ったらその時点でやめてもらってOKです。
でもやる前から食わず嫌いなのはもったいないと思うので、ちょっとでも覗いてみたいな〜と思ったら、どうぞお気軽にご参加ください。
末廣さんの口癖は、
「着物を着ると、女性は3割増しになる!」
です(笑)。
思っている以上に簡単にきられるのに、中途半端なワンピースなんかよりずっと威力を発揮します(^_^)。
ぜひ一緒にワイワイ楽しみましょう。お待ちしております。
お申し込み等はこちらから【キモノゾメ】
http://saorimochizuki.shop-pro.jp/?pid=101872522
バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織
ちなみ中目黒の店舗(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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