日別:2016年11月13日

値段を「高い」と思った時に考えていること

Saori Mochizukiの商品

ハンドメイドブランドの価格の付け方

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。

いよいよ次の金曜から期間限定ショップのために香港へ旅立ちます。

そのために、HKD(香港ドル)の値札付けをしていたのですが、今回は前回(2015年9月)に比べて円高傾向になってしまったようで、1.2倍くらい高くなってしまったのでちょっと困ったな〜と思いました。

うちのバッグはメインの価格帯が2万円前後なので、場合によっては前回よりも日本円にして4千円くらい高くなってしまうものもあります。

かといって赤字覚悟で安めの設定にするのもなんなので、端数を切り捨ててみたり、いや切り上げてみたり、、、と、あれこれ一人で攻防戦を繰り広げておりました。

【高い!と思ったら本当は買うべき】

そんなこんなをやっている時に、買い物にまつわるとある名言を思いだしました。

悩む理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめておけ。

最近お洋服の断捨離をして思ったのですが、なんだかんだで頻繁に着るもの・長く着ているものって、結構な金額を出して買ったものばかりなんですよね。

それは、金額が高いものは、質がよくて耐久性に優れているから、ということもありますが、それ以上に、買う時にものすごくいろんなことを考えた結果手を出しているので、買った後にはずれがなく、愛着度も高いのです。

逆に言うと、値段が安いものは、深いことを考えずに買っているので、買った後に着心地が悪いことに気づくというとこが結構な頻度でありますし、「安かったから〜」と、何のためらいもなくぽーんと捨てられてしまうということもあります。

そう思うと、当たり前ですが価格というフィルターはとても重要な要素なんだな、ということに改めて気づきました。

【「お金がない」という人は、本当にお金がない訳ではない】

また、買い物に限らず、「お金がないから〜」というのを言い訳にする人って割と沢山いますが、わたくしはそれは「興味がない」「優先順位が低い」と同義だと思っています。

人間てかなりどん欲な生き物だと思うので、絶対に手に入れたいもののためには死にものぐるいでお金を工面すると思うんです。

つまり、そこまでしない、ってことはそこまで欲しいもの/やりたいものじゃないってこと。

なので何かの価格を見た時に、もしも「高い!」と思ったならば、それはそもそもそのモノの価値がその値段に見合ってないと思っている(ぼったくりとか詐欺的な感じ)なのか、それとも価値はそれなりのものだけど、単に自分が手を伸ばせないと感じているのか、一体どっちなんだろうということをまずはじっくり自分の中で見極めるように心がけています。

そのためには本当に良いものを沢山見なければいけないと思いますし、自分がなにを欲しているのか、日々しっかり自分と向き合うことも大事です。

・・・そんなこんなを思っていると、ますます値付けがしにくいというか、なんというか、、、。

今回はあれこれ悩み多き出張になりそうです。

■なお、香港出張のために、11月18日(金)と19日(土)の中目黒の店舗は臨時休業となりますのでご注意くださいませ

バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織

Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/

中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 Saori Mochizukiの水玉バッグ Saori Mochizukiの水玉バッグ ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop
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