だめにはダメなりの理由がある、ということが、受けてみるとよくわかります(でも難しいのが自分がやる時はなかなか気がつかない、ということです…)。
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
香港での期間限定ショップが来週末に迫っているので、その準備作業をしようと思った矢先に事務所の電話がなりました。
出てみると、以前使っていた宅配サービスの営業でした。
「どこかでお時間頂いて、ご説明させていただくことはできませんか?」
とのことだったのですが、この会社の宅配は、少し前にうちの店があるエリアからサービス撤退をしたばかりで、その時手続きに色々面倒なことがあった記憶があったので、その旨をお伝えすると、
「そうなんです。でもまた新たなサービスができたので」
とのことでした。
値段的にはまあまあリーズナブルなところだったので、また使ってもいいかな、と思ったのですが、「会って話したい」というのが少々わずらわしい。。。
なので、
「先に資料だけ送ってもらうことはできないのか?」
と聞いてみたところ
「このサービスは、今お電話を差し上げている方限定で、直接ご説明させていただいてのご案内になります」
と、とにかく「会ってくれ」の一点張りだったので、申し訳ないけれど、断ってしまいました。
香港出張の準備でただでさえ忙しいこの時期に、たとえ10分でも時間は貴重です(というか、きっと10分で終わるわけがない)。そもそものサービス内容がどんなものなのかも全くわからないものに、割く手間も時間もありませんよ!というのが本音です。
そして、とてももったいないことをしているな、と思ってしまいました。
少なくともわたくしは、わずかながらもこのサービスを「使ってもいいかも?!」と思ったのです。
その相手に対して、もっと気軽にアプローチできる方法を提示できていれば契約が取れたかもしれないのに、どうしてもっと相手の心理的な障壁が下がるような方法を用意しておかないんだろう、と不思議に思ってしまいました。
おそらく、「会って直接話したほうが効果がある(断りにくくなる)」というエビデンスを信じてのことなんだろうな、と思うのですが、それってある程度相手との信頼関係が出来上がってからの話だと思うので、全く関係性ができてない相手に対しては、まずは低いハードルを飛び越えてもらうことのほうが先決だと思うんですが、まぁ、会社的な方針等、いろんなことがあるんでしょうね。
なにより、電話をかけてきている人の声が、いかにも「申し訳ありません」みたいなトーンで、なにか悪いことをビクビクしながらやっているかのような雰囲気があったので、余計に(わたくしに)断るスキを与えてしまったのかもしれません。
営業をするなら、やっぱり自分のところの商品に対して自信と誇りを持って欲しいと思いますし、導入の手間の部分含めた相手の都合や立場を考えて売り込んで欲しいものだな、と思いました。
自戒を込めて、、、。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織
Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/
中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop
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