どちらが壮絶か

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こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。

最近、仕事と仕事の合間に漫画喫茶にこもる機会があったので、珍しく漫画をどっぷり読んでみました(わたくしは、嫌いな訳ではないのですが、なんとなくあんまり漫画を読みません。どちらかというと、本(最近だと電子書籍)派です)。

ちなみに読んだのはこのシリーズ。

吾妻ひでお著 「失踪日記」 「失踪日記2 アル中病棟」

「失踪日記」は、読んだ友人から、「とんでもないマンガ。壮絶な内容だよ」と聞かされていたので、どんなことが書いてあるんだろう…とこわごわ読んでみましたが、うーん、、意外とそうでもなかったです。

いや、なんていうんでしょうか、例えばあそこに書かれている内容を実際にやってみろといわれたら絶対に無理だしイヤだし、そういう意味ではあり得ない話だと思うのですが、状況が「ホームレス」という非日常なだけで、毎日規則正しく残飯を探しにいったり、果ては配管工として働き始めたりと、そこはかとなく漂う雰囲気はやたらと「几帳面」なんです。

おそらく吾妻さんは、本来は「ちゃんとしたい人」なんだと思います。

でも、完璧にやろう、ちゃんとやろう、という意識が強すぎて、なにか一つでも歯車が噛み合わなくなると全てが許せなくなってしまうのではないでしょうか。たった一つのことで一切のものが崩れ落ち、そんな「ダメ」な自分と向き合うのが辛くて、結果、日常生活を捨ててみたり、お酒に逃げてみたりするのでしょう。ちゃんとしていられない自分がイヤすぎて、更にどんどんちゃんとできなくなる、という悪循環に陥ってしまうタイプの方なんだと思います。

ちなみにこの時の吾妻さんのご家族って、どんなお気持ちだったのでしょうか。

作中に出てくる吾妻さんの奥さんやお子さんは、かなり淡々と現実を受け入れているように描かれておりましたが、おそらく失踪されている間の彼らの日々もまた、壮絶だったんじゃないかと思います。

警察に捜索願を出したって、事件性がなければそれで終わりでしょうし、生きているのか死んでいるのかもわからない状況で何日も過ごさないといけないなんて、考えただけでもイヤです。仮にそこに気持ちの折り合いをつけたとしても、「吾妻さんがいない」という状況に人生をシフトさせないといけないのは、それはそれでしんどいことだと思います。

そこまで勝手に想像して向き合ってみると、「失踪日記」はかなり「壮絶」な内容だと思いました。

吾妻さんのご家族は、「失踪日記の反対側」みたいな本、かかないでしょうかね。そんなもの興味を持つのはわたくしだけでしょうか。でも機会があったらお話しを伺ってみたいと思いました。

バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織

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