香港に行って気づく、自分の足らないもの・日本人としてのアイデンティティ
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。
今回香港に行ってみて、改めて自分のやっていること、、、というか、やれてないことが浮き彫りになって、いろいろ悔しい思いをしております。
昨今は日本製の商品に対して、インバウンド需要が〜なんて叫ばれていますが、日本の中だけにいると、何がどう評価されているのかいまいちよくわかりません。
いや、よくわからないのではなくて、よくわかってないということにすら気づいていないんだ、ということがよくわかりました。
わたくしが今店をやっている物件も、なにげに築90年近い古民家です。耐震補強の関係もあって、中はかなりリノベーションされてしまっていますが、柱や天井など、まだ当時の面影がのぞける部分はたくさんあります。
そういうのも、知らず知らずのうちに持て余してしまっていたというか、なんというか。。。
もう一度、自分の「資産」を棚卸しして、それが最高に生きる形を模索せねば、と思った次第です。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織
Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/
中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop *ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます *Google+「Saori Mochizuki」ページ
日本流の「おもてなし」は本当に必要か?!(Saori Mochizuki 香港期間限定ショップで考えたこと)
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
香港で商品を販売してみて改めて思ったことは、
「日本流の『おもてなし』は、受ける分には嬉しいけど、やる側に回るのは面倒くさいからやだなぁ、、、」
ということでした(苦笑)。
たとえば商品が売れた時のラッピング1つとってみても、香港の人は、ちょっとしたものなら、別に何にも言わなくてもそのままポンと自分のバッグに放り込んで持って帰ってくれます。
最近は日本でもエコの観点から簡易包装が浸透してきているので、「包装はいいですよー」といってくれるお客さまも多くなりましたが、それでも「包むこと」が初期設定なので、「包まない・袋に入れないこと」は前提にはなっておらず、「そのままでもいいですか?」と聞かずにそのままお渡しすると失礼になる印象があります。
【言わないでもやる日本と、言わないとやらない香港】
他にも、日本は以心伝心がよしとされる文化なので、先回りして、言わないでもかゆいところに手が届くことが当たり前とされていて、それが「おもてなし」として、世界的に評価されている感じですが、でも時には「別にそれは必要ないんだけどな、、、」というところにまで手厚いサービスがほどこされてちょっと戸惑う、、、なんてこともあります。
そして結果、それがブラック残業に結びついてしまってたりします。
逆に香港の場合は、言わないとやってくれないので、売上が(しつこく言うまで)支払われなかったりと、言わないでもやってもらえる日本式の文化に慣れていると「厄介だな、、、」と思うこともあります。
でも、お互いに無駄がないというか、ある意味必要最低限のことだけをやればいいので(まぁ、売上が支払われないというのは、必要最低限のことすらやれてないんですが…)、気が楽という良い面もあります。
【過剰なものを削ぐのも「おもてなし」】
これはどっちがいいのかなぁ、というと、どっちにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、一概には割り切れない部分があります。
でも日本で仕事をしている時に、たまに、
「これ、本当にここまでする必要あるのかな?」
と思う時があるので、そんな時は一度冷静になって立ち返ってみて、思い切って先方に問うてみてもいいんじゃないかな、と思いました。
もしかしたら先方もそれをtoo muchに感じているかもしれず、でも断るタイミングを失っている、なんてこともあるかもしれません。
そういうものを極力そいでいくというのも、それはそれでおもてなし・思いやり、なのかもしれないと、香港で改めて感じました。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織
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香港についた!!(Saori Mochizuki海外期間限定ショップ in Hong Kong)
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
香港に無事着きましたー!!!
今回はお子付きだったのでどうなることやらと思ってましたが、こちらが拍子抜けするほどあっさり飛行機をクリア(離陸直前に爆睡。機内食が出てくるタイミングで自分も起き、サービスで頂いた離乳食をパクパク完食。隣の席の人たちを順番にジロジロ見て自己紹介(?)。最後はCAさんに「まったねー!」と愛想笑いでさよならをしてました、、、)。
商品も全て無傷でお店に収めることができたので、まずは第一段階の「無事に着く」がクリアーできてほっ。
明日からのイベント、頑張ります。
ちなみに写真は香港の横断歩道。
望月の
「望」
という字は、広東語では
「見る」
という意味だそうで、
「望月」
も、日本の古語だと
「満月」(藤原道長の「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」という短歌で有名ですね)
という意味になりますが、広東語だと
「月を見る」
になるそうです。いつだったか、香港人ジュエリーデザイナーのコニーが教えてくれました。
というわけで明日からはまた香港実況中継をしたいと思います。
イベントがんばるぞー!
■なお、香港出張のために、11月18日(金)と19日(土)の中目黒の店舗は臨時休業となりますのでご注意くださいませ
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中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織
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中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop
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