英会話でボキャブラリーや文法よりも大切なこととは
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
香港の期間限定ショップまであとわずかとなり、現地との連絡が色々飛び交っております。
香港の人はイギリスの植民地だった名残もあって、基本的にはみなさん英語がしゃべれます。
なのでわたくしは基本的には英語で意思疎通を図っています。
今はメールやチャット的なツールがたくさんあるので、純粋に会話に依存せず、辞書で調べたり落ち着いて考えたりしながらコミュニケーションが図れるのでずいぶん楽です。
わたくしはみなさんが想像するほど英語が堪能ではないので、昔のように電話や対面の会話の比重が大きかった時代だったら、とてもじゃないけど今みたいに香港で仕事をすることはできなかったんじゃないかと思ってます。
というか、たいしたことのない語学力でもなんとかなってしまうので、これ以上上達しないというか、なんというか、、、。
まあ、googleの翻訳機能がどんどんパワーアップしているので、これから先の時代はそれでいいということなのかもしれません。
【重要なのは、その言語の背景にある「思考回路」】
そして外国語の会話で重要なのは、語彙力でも文法力でもなく、その言葉の思考回路に切り替えられるかどうか、だと思っています。
例えば日本語だと、婉曲的な表現が好まれるので、カドがたたないような言い回しを模索したりすると思うのですが、英語はそもそもバックグラウンドの異なる「分かり合えない者同士」が使う言葉なので、日本語的な「皆まで言わずともわかるだろう」という思考回路のままで喋ろうとするとちょっと無理があります。
なのでわたくしは英語を使うときは、意識してスイッチを入れ替えて、かなりオシの強い(相手に何をして欲しいのか、自分は何ができるのか、誤解の余地がない)思考回路で挑むようにしています。
「割引してあげるよー」
というときも、
I can give you discount.
(直訳すると、「私はあなたに割引を与えることができます」)
と、日本語だと「何様のつもり?!」(笑)的に響く表現を結構使ったりしています。
もちろん英語にも婉曲的な表現や謙虚な言い回しはありますが、そこまで堪能ではない人間が、そのあたりのことをイチイチ考えているとしゃべれなくなってしまうので、わたくしはこの雰囲気でガンガン乗り切っています。
そして香港の人も、かなりストレートに自分の言いたいことを表現してくるので、それに圧倒されないよう、遠慮なく思ったことを押し出しています。
この言いたいことをはっきり言い切る感じがわたくしには爽快で、後腐れがなく気分がいいので、これがわたくしが香港にはまった大きな理由なのかもな、と思いました(子供の頃からよく、「お前はモノをはっきり言い過ぎる」とたたかれて育ってきたので、、、)。
というわけで、今回も頑張って、ブロークン英語を振り回し、香港のお客さんと丁々発止を繰り広げてまいりたいと思います。
■なお、香港出張のために、11月18日(金)と19日(土)の中目黒の店舗は臨時休業となりますのでご注意くださいませ
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織
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中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop
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