カテゴリー:ブランド運営について

中国元年

半歩先のドラマチック

水玉バッグ Saori Mochizuki 中国 セレクトショップのディスプレイ。どことなくバーニーズニューヨークみたいで素敵でした。
 
 
こんにちは、バッグデザイナー・水玉研究家の望月沙織です。

わたくしは一昨日まで香港と中国南部をまわって営業活動をして来ました。

今回、国境を越える電車で初めて中国に入りました。

中国で一番ビックリしたのは、両替した人民元のお札がクッチャクチャだったこと。

わたくしはあんまり海外旅行慣れしていないので、そんなに沢山の国のお札を見ているわけではないのですが、香港ドルはもちろんのこと、今まで見たどの国のお札よりもシワシワでビックリしてしまいました。

中にはセロテープで補強してあるものもあったりして、いやー、もうここまでくるとすがすがしいな、と思いました。

でも、中国と一口に言ってもとにかく面積は広いので、一旦市場に出回ったら、ボロくなってもなかなか回収できないのかもな、と勝手に想像してました。

そして、日本よりも圧倒的に多い人口の間をグルグル回って今偶然わたくしの手元にあると思うと、クッチャクチャであればあるほど「よく来たなー」という気持ちがして、遠く彼方にある星を見上げる時と同じようなロマンすら感じてしまいました。

もちろんお札の人物は全て毛沢東。

そして前評判通り、FacebookやTwitterなどにアクセスできないことに直面すると、ああここは共産圏だった、と思い出しましたが、それ以外のものに関しては、駅前にはファミリーマートもありましたし、思っていた以上に快適に過ごせました。

多分ものすごく嫌な面に遭遇するほど深く足を突っ込む時間がなかったのかもしれませんが、ファーストインプレッションはとても大切。

少なくともわたくしはまた来てもっと色々知りたい、という気持ちになりましたし、思っていた以上にクリエイティビティ溢れるお店が点在していて、中国という国の見方が変わりました。

やはり、当たり前ですが、自分の目で確かめる、肌で感じる、というのは大切ですね。

自分がこんなにも中華圏と縁の深い人生を歩むことになるとは思ってもみませんでしたが、せっかくちょっとだけ扉が開いたので、もうちょい奥も覗いてみたいと思ってます。次は何が見えてくるでしょうか、、、。

 
バッグデザイナー・水玉研究家/望月沙織
 
 
Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
*******

☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆
Saori Mochizuki Web Shop
Saori Mochizuki Yahoo!ショッピング店
ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます)
キュレーションサービス「Sumally」(実際にお買い物ができます)
Google+「Saori Mochizuki」ページ

にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへ にほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へ にほんブログ村 ファッションブログへ にほんブログ村 デザインブログへ

サオリとイカの思いつき選手権

半歩先のドラマチック

いか文庫 水玉バッグ 水玉バック Saori Mochizuki

こんにちは、バッグブランド・Saori Mochizukiのデザイナー&水玉研究家の望月沙織です。わたくしは本日夜の便で再び香港入りします。資料をあれこれ携えて、絶賛大営業大会でございます。

その裏で、しゅくしゅくと3月1日(日)の実店舗オープンの準備も進めております。昨日は撮影部長と什器をあれこれ物色しましたが、もうなんだか頭から湯気を噴きそうです。わたくしは「社長」ですが、わたくしが決めないと何も始まらないので、本当につらいです。子供の頃、親からガミガミと指図されることが心の底から嫌でしたが、今思うと、それに抵抗することの方がはるかにラクでした。もう、誰か決めて、、、。

それはさておき。

3月1日のオープン日には、素敵な素敵なイベントを開催致します。題して、

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

Accent Color 実店舗 OPEN記念トークイベント

「サオリとイカの思いつき選手権」

思いついて、走ったって、いいじゃないか。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

確たるプランもないままブランドをスタートさせたSaori Mochizukiと、同じく活動内容を決めぬまま「エア」で本屋を始めたいか文庫

2組に共通するのは、思いつきでブランドを始め、進んでみたら思わぬ転機を迎え、今に至るということ。

どっちの思いつきが、より「思いつき度」が高かったか、それぞれの過去の歴史をひも解きながら競います。

挫折もしました。

失敗も繰り返しています。

それでもしぶとく今に至る両者の「思いつき」バトルを間近で観戦したら、きっとあなたもなにかを思いつきで始めたくなることでしょう。

人生は1度きり。

「やらない後悔」よりも断然、「やった後悔」!

当日はあなたの「思いつき」も大募集します。ぜひ、「思いつき」で、遊びにきてください。


・・・いか文庫って、なに?

・・・思いつきで店まで開けるものなの??

色々謎だらけでしょう。そんな謎は、ぜひ当日、本人達に直接ぶつけてみてください。皆さまからの質問も大募集中です。そしてもちろん入場は無料!お友達を誘って、わいわい遊びにいらしてくださいね!
【「サオリとイカの思いつき選手権」日程詳細】

日時:2015年3月1日(日) 14:00~(約1時間を予定しています)

場所:Accent Color 2階 ワーキングスペース
<観戦ご希望の方は、ご予約をお願いします(入場無料)>

メールの件名に「思いつき選手権観戦希望」、本文に「お名前」「メールアドレス」をご記入の上、(株)アクセント・カラーのメールアドレス(info@accent-item.com)までお送りください。

その際、望月沙織といか文庫への質問と、あなたが「思いつき」で始めたことを一緒に送ってもらえたら嬉しいです。

入場は無料です。お申込みがなくても当日ご来場頂けますが、スペースに限りがございますので、万が一会場が一杯の場合は、ご予約のお客様を優先させていただきます。

なおイベントに関するお問合せは、(株)アクセント・カラーのメールアドレス(info@accent-item.com)までお願い致します。


【思いつき選手権】 選手のプロフィール

 

<望月沙織>

株式会社アクセント・カラー代表取締役

バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー、セレクトショップ「Accent Color」オーナー、水玉研究家

デザインもファッションも全く専門的な経験がないのに、「思い立ったが吉日」をモットーにひたすら突っ走っていたら、いつの間にやら「自分の店、開店」にたどり着いていた、非常に前のめり度の激しい人。

 

いか文庫

お店も無いし、商品も無いけど、毎日どこかで開店している「エア本屋」。どこで?どんな風に?どうやったら?本を(たまにイカも)楽しく売ったり買ったり知ったり味わったりできるのかを日々考え動き回っています。

そんな本屋もいいじゃな<コ:彡?

 

Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
*******

【ブランドの裏側・奮闘記が読める!Saori Mochizukiのメールマガジン「もっとドラマチックな毎日」のご登録はこちらから】

☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆
Saori Mochizuki Web Shop
Saori Mochizuki Yahoo!ショッピング店
ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます)
キュレーションサービス「Sumally」(実際にお買い物ができます)
Google+「Saori Mochizuki」ページ

にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへ にほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へ にほんブログ村 ファッションブログへ にほんブログ村 デザインブログへ

実店舗オープンのお知らせ

半歩先のドラマチック

0128_1

 

3月1日(日)正午に、株式会社アクセント・カラー、初の実店舗、「Accent Color」(アクセント・カラー)が中目黒にオープンいたします。

代表取締役の望月沙織がデザインを手がけるオリジナルのバッグブランド「Saori Mochizuki」の商品をはじめ、身につけているだけでファッションが決まる、会話が広がる、楽しいファッションアイテムが店頭に並びます。

オープン初日には、ユニークな企画も開催予定です (詳細は追って告知致します)。

ぜひ3月1日は、中目黒に遊びにいらしてくださいね(そしてオープン後の3月1日以降も張り切って営業して行きますので、これからどうぞご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!)

なお、今回の店舗オープンに際しましては、お花や贈り物などのご好意の一切をご辞退させていただきますことを予め告知させていただきます。

もしもお心遣いや応援のお気持ちを寄せて頂けるのでありましたら、ぜひこちらの殺処分対象犬猫保護のための寄付金付ハンカチをご購入頂くことで、弊社の理念にご賛同頂ければと思います。

大変厚かましい話ではありますが、どうぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

Accent Color

営業時間:12時〜19時 定休:毎週火曜日

153-0051 東京都目黒区上目黒2-24-3

東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩6分(目黒銀座商店街からすぐ)

電話:03-6451-2076 FAX:03-6451-2172

公式サイト:https://accent-item.com メール:info@accent-item.com

 

誰のために何をするのか

半歩先のドラマチック

「半歩先のドラマチック」は毎週木曜日 正午に更新。
最新版はこちら

 「てんてんしましまを探して」改め「半歩先のドラマチック」がスタート!

ワンニャンの話から、英会話、和服の着付け、アベノミクスに至るまで、デザイナー・望月が興味を持ったモノを、望月独自の角度で突っ込みを入れていきます。「みんなはそう言っているけど、本当にそれでいいの??」と、大変うたぐり深い望月の、時に支離滅裂、時にぶっ飛んだ持論のせいで、頭が少々混乱するかもしれませんが、それもまた一興ということでお楽しみいただけたら幸いです。
「半歩先のドラマチック」は毎週木曜日 正午に更新です。

 

第2回 誰のために何をするのか

水玉バッグ 水玉バック Saori Mochizuki

「あれっ?あなた半年前にもいたよね?」と通りすがりの人に言われました(近所のサラリーマンも、お昼休みにブラブラ遊びにきてたりします)。そして相変わらずこちらでも、「一体どこの国のブランド??」と言われます。ただ、作っているものをじっくり見てくれる人は「わかる。これは日本人にしか作れないクオリティだ」って言ってくれます。

 

こんにちは、バッグデザイナー&水玉研究家の望月です。

わたくしは今、香港におります。

香港貿易発展局というところが主催のファッションの展示会に出展しております。

香港の展示会に出るのはこれが2回目。前回に比べて色々と見たり、感じたりする余裕があります。

前回も来てびっくりしたことは、香港の人たちが日本のことをものすごく評価してくれている、ということでした。

通訳をお願いしているヤクくんは、「アジアの中で日本は一番オシャレだと思う。それなのに、今は中国や韓国に押されて日本が元気がない。ワタシはそれが悲しいから、『日本頑張れ!』という意味も込めて、今ここで通訳を頑張っている」とまで言ってくれています。

確かに、会場の他の色んなブースを見て回っても、日本のクリエイティビティは圧勝だと感じました。

どれもこれも、「うーーん、もうちょっと気持ちを込めて作れよ!」という感じがしてしまうほど、ツメの甘さが目立ちます。オシャレさの度合いやアイディアの素晴らしさでいったら、ヤクくんが言う通り、日本国内の展示会の方が圧倒的にカッコいいと思います。

ただ、逆に日本人が圧倒的に負けていると思う部分もあります。

それは、やはりオシの強さです。

日本でもバイヤーさんはどちらかといえば上から目線ですが、それとはちょっと質の違う迫力があります。日本の場合だと「うちの売場に置かせてあげますから」という雰囲気が強いのですが、こちらのバイヤーさんは、「あなたのバッグはワタシにどういう利益をもたらしてくれるんですか??」ということを全面に押し出して色んな質問をしてきます。

日本のやり方になれてしまっていたわたくしは、前回来た時に「あなたはどういうビジネスがやりたいと思って香港に来ているのですか??」という、日本では一度もされたことのない質問をされて、びっくりしてしまったことがあります。

いや、、、ここに置いてあるバッグをいくつか買ってくれればそれで良いんですけど、、、なんて思っていたわたくしは、改めて「お金を稼ぐ」ということに対する執着の薄さを感じて、大反省をしました。

また、逆に自分のサービスを売り込みたい縫製工場やネットショップのプラットフォームを作っている人もたくさん営業にやってくるのですが、日本人のように「よかったら使ってみてください」みたいな謙虚さは一切なく、「あなたにはメリットしかないんだから、使いなさいよ」くらいの雰囲気でぐいぐいきます。

最初の頃はその雰囲気に、胸くそ悪い(おっとしつれい、、、)気分を抱いていたのですが、今回は「彼らも、「日本」というブランドを取り込むことで自分のビジネスにハクをつけたいんだな」ということがわかってきたので、こちらも、「それを使うわたくしのメリットはなに?」「わたくしは○○がやりたいので、そういうものはなにか提案してくれないの?」ということを聞けるようになってきました。

そしてお互いに相手に対するメリットを提示し合えて、それがそれぞれ自分たちの欲しいものだったりすると、話は一気に急加速します。

おそらくこのモードをまとったまま日本に帰ると、相当暑苦しい、嫌な人と受け取られてしまうかもしれないのですが(笑)、でも、どれだけすごいセンスや技術を持っていても、それをきちんと主張して打ち出していけるアクの強さもないと、世界では絶対に戦っていけません。

そう思うと、自分がヒヨヒヨしている場合ではないですし、なによりそれは、想いを込めて一生懸命作っているバッグに失礼だと思いました。

という訳で、今回の展示会も残りあとわずか。

悔いの残らないようにお粥と飲茶を食べながら、色々奮闘したいと思います。

バッグデザイナー&水玉研究家・望月沙織/Saori Mochizuki

Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
*******

【ブランドの裏側・奮闘記が読める!Saori Mochizukiのメールマガジン「もっとドラマチックな毎日」のご登録はこちらから】

☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆
Saori Mochizuki Web Shop
Saori Mochizuki Yahoo!ショッピング店
ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます)
キュレーションサービス「Sumally」(実際にお買い物ができます)
Google+「Saori Mochizuki」ページ

にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへ にほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へ にほんブログ村 ファッションブログへ にほんブログ村 デザインブログへ