水玉すぎて、我ながら目がチカチカします…。
こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。
早いものでもう年の瀬ですが、今年はいつにも増していろんなことが怒涛のようにありすぎて、1月ごろの記憶は数年前の過去のような気分です。思い出せないことも多い…。
それでも不思議なことに、いらないものをどんどんそぎ落としていくような感覚もありました。
もちろん新しくやらねばならないこともたくさん見つかったのですが、それらはやることが「増えた」というよりも、「必要だったのにやってなかったことに気がついた」という感じで、「そこに集中しなければ」ということがわかった分、他の無駄なことは一切やらないで済むようになった、そんな感じです。
とはいえ、やっぱり最初からいきなり無駄なくピンポイントでさせるようになる訳ではないので、きっとこれからも、レベルは違えど、失敗と成功を繰り返す凸凹道は続くんだろうなと思ってます。
「起業したいんです」っていう人の中には、「失敗したくない」って思いが大きすぎて身動きが取れなくなってしまっている人が結構多いように感じるんですが、そういう人の話を聞いていると、一体何をもってして「失敗」とするのかなぁと、まず気になります。
今いる会社を辞めたって、別の会社に再就職できる可能性はゼロではないし、仮に借金ができたとしても、1人で細々と起業するレベルの人が抱えられる額はそもそもタカが知れているし、小さく始めれば、その気になってリカバリーがきかないものはなにもないと思います。
でもおそらく、夢破れて再就職したり、最初からうまく軌道に乗せることができない姿をさらしたり、「小さく」始めることがみっともないような気がしたり、と、いわゆる華々しい「成功者」として周囲からみてもらえないことに怯えているんじゃないかな、という気がします。
わたくしも、ずいぶん人の目が気になった時期はありました。
百貨店催事をやっても人が集まらなかったり、口さがないお客さん達にひどいことを言われたり、そんな自分が不憫で不憫で、もうこの場から消えてしまいたいなんて思ったことは数知れずです。
営業に行ったってうまくいかないし(なんせニューヨークまで押しかけて行ってダメだったこともありますからね!)、こんな姿、周りのみんなの目には一体どう映っているんだろう、、、とぼんやり考えたことも何度となくあります。
でも、その度に、
「それがどーした」
という気持ちがちょっとだけ勝っていたような気がします。
失敗は、何かに挑戦した証でもあり、それを笑いたければ笑え、じゃあ問うが、笑ってるお前は何に挑戦してるんだ??
そんな妙な気持ちもふつふつと湧いてきたりもしていました。
というか、実際はだーーれもわたくしの細かな失敗になんて気がついちゃいないし、たとえ気がついていたとしても、そこまで気にしちゃいなんです。
結局は、自分の自意識過剰、なんですよね。
そういう面倒くさい自意識も、なんだか最近は抜けさって行ったような気がします。
なんていうんでしょうか、オーブンで、ぎゅーーっと加熱したら、お肉から油が染み出してきて、さっぱりした。
そんな感じでしょうか。笑
さて、この状態をもってして、どんな2016年を迎えることになるのか、楽しみなような、怖いような、いろんな思いが入り交じりますが、とにもかくにも平常心と健康第一を心がけて、てんてんしましま道を突き進みたいと思っております。
バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織
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