写真は「山のトムさん」WOWOW公式ページより
こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。
今日はうちの撮影部長こと、映像カメラマン谷峰登のお仕事紹介です。
まず、よく聞かれるんですが、谷峰登は、本名です。
そして、よく間違われるんですが、「谷峰 登(たにみね のぼる)」ではなく、「谷 峰登(たに みねと)」と読みます。
そんな撮影部長が、今年の春先に1ヶ月間八ヶ岳で奮闘してきた作品が、年末にWOWOWで放映されます。
くまのプーさんシリーズの翻訳でも有名な、石井桃子さん原作の「山のトム」さんです(12月26日土曜日夜9時から放送)。
ありがたいことに撮影部長は、小林聡美さんやもたいまさこさんの作品に長いことかかわらせてもらっています。
一番最初は、2007年公開の映画「めがね」。
その後、
と映画が続き、
などのテレビ番組も撮影させていただいてます。
映像のカメラマンにとって映画の撮影はある種の目標でもあるので、よく、「どこの映像学校出身ですか??」とか、「どこの映画会社出身ですか??」と聞かれるんですが、残念ながらどこの出身でもなく、大いなる野良であります…。
もともと鹿児島の、勉強エリートで有名なラ・サール高校から東京理科大に進み、そのままドロップアウトして気がついたら映像の世界でバイトをしていた、という(わたくしも)何度聞いてもよく理解できない異色の経歴の持ち主です。
バブルにわく景気のいい大企業の就職口なんかには脇目もふらず、なんのツテもコネも、才能すらもあるかどうかわからない世界によく踏み込めたものだ、と思いますが、かくいうわたくしも人のことは言えず、よく考えたら同じような生き方を選んでいるくちなので、結局は似たもの同士なのかもしれません。
そんななんのバックグラウンドもない人間でも、その気になれば、できちゃうことって沢山あります。
弁護士や医者のように、何が何でも国家資格が必要な職業は別かもしれませんが、それ以外たいていの職業は、学校でスキルを教えてもらえなくたってやりたい気持ちさえあれば自分でなんとか「学ぶ場」をみつけて、活路を見出せると思います。
もちろんそこには死にものぐるいの努力が必要になるかもしれませんが、好きで夢中なことだったら、あまりその辺は苦にならないはずです。
多分、「学校で勉強してないから、、、」とか、「◯◯がないから、、、」とか言っているうちは、まだそんなに本気じゃないんだと思います。そんな時はもう一度、自分の胸に聞いてみたらいい。本当に、それやりたいの??って。
たいして本気じゃなければ、学校に行ったって「授業がつまらない」とか「学費が高い」とか文句を言い出しそうですし、ちょっと面倒なことがあったら、きっとなんのかんのいい訳つけて諦めちゃうと思います。
とにもかくにも、やりたいんだったらやったらいいし、やってやれないことはないです。たとえ野良でも、なんとか生きていけている撮影部長とわたくしが言うんだから、間違いないです。
そしてそんな野良カメラマンが携わった作品、年末の慌ただしさが一段落したところでご覧いただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織
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