こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiのデザイナー&水玉研究家の望月沙織です。
テレビネタが続きます。
テレビ朝日の大ヒットドラマ「相棒」を、わたくしは心穏やかに見つめることができません。
なぜならば、毎回「よく見つけてきたな〜」という場所でロケが展開されているからです。
刑事ドラマの場合、事件が勃発する場所として、色んなロケ地を見つけ出してくる必要があります。
その時に頑張らないといけないのが、わたくしの前職・「制作」という仕事でして、企画のイメージに沿った場所を見つけてきて、その場所の持ち主に、撮影にかしてもらえないか交渉をすることになります。
電車や駅のシーンなどは、みなさん何気なく目にされていると思いますが、わたくしが制作をやっていた十数年前は、まだまだ貸し渋る会社が少なくなく、そうなると選択肢がなくなるので、必然的に同じ電鉄会社の同じ駅にロケが集中したりするのですが、かといって他者と同じ画になる訳にはいかないので、アングルを試行錯誤するか、「え〜?もっと他にどこかみつけてきてよ〜」ということになってしまうのです。
また、やりたいイメージが明確にある時はまだ楽で、なんとなくざっくりと、「人ごみ」みたいなことを言われてしまうと、そのイメージにあった場所をまず探してこなければなりませんし、イメージにあったとしても撮影に使えないと意味がないので、まだ使うかどうかも分からないのに使わせてもらえないか交渉しながら探す、というしんどい作業になるのです。
「撮影に使うっていったら、みんな喜んでかしてくれるんじゃない??」
って思うでしょ。
ところがですねー、意外とみなさん、嫌がるんですよ。
某有名ファーストフードのCM撮影をしたときは、その店舗をかりることすら簡単ではありませんでした。要は、通常営業に支障が出る=お客さまに迷惑がかかる・その日の売上に響く、ということなんでしょうが、「お前の所の宣伝のためだろ!それくらい我慢せい!!」という言葉が心の中に浮いては沈み…浮いては沈み…なんだか歯がゆい思いをしたものです。
その経験からしてみると、相棒は毎回ほんとうによくロケハンしていると思います。もちろんテレビとCMの差はあると思いますが(テレビのように、撮影協力者としてテロップを載せてくれるんだったら貸します、というところは少なくありません。それを理由に某都庁に断られた経験があります)、それでも、毎回撮影部長と、「これ、ロケハンしてこいって言われたら嫌だよね」と話しているほどです。
皆さんももう一度そういう目で相棒を見てみると、新鮮な気持ちになれるかもしれません。
今見ているそのシーンは、一体どこで撮影されたのか?誰に交渉したのか?
色々面白いと思います。
ちなみにそんなロケハンの時の大荷物に耐えられるように、というコンセプトの、軽くて大容量バッグがこれです。Saori Mochizukiのネットショップで絶賛販売中〜。宜しくお願いします。
バッグデザイナー&水玉研究家・望月沙織/Saori Mochizuki
2014年12月10日(水)〜25日(木)
「クリスマス ガールズマーケット」Saori Mochizuki 期間限定セレクトショップ
@ 髙島屋大阪店 1階中央イベントスペース
デザイナー・望月沙織が選んだファッションのアクセントになるブランドのセレクトショップ。場所・営業時間詳細は、髙島屋大阪店の公式サイトでご確認ください。
【参加ブランド】(順不同)
Saori Mochizuki(バッグ・服飾雑貨)
starmix(ブローチ・帽子・ヘアアクセサリー)
fast couture(帽子)
japatic(バッグチャーム・ブローチ)
TOIRO-FIRANDO(マフラー・ヘアアクセサリー)
Saori Mochizukiのバッグは以下から購入できます(それぞれの画像をクリックしてください)。
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