こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Colorオーナーの望月沙織です。
今回の香港出張にお子を帯同するにあたって最大の懸念事項だった飛行機ですが、こちらが拍子抜けするほどおとなしく往復してくれたのでホッとしました。
ちなみにこの時のスペック諸々は次のとおりです。
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【お子】
・ほぼ9ヶ月(8ヶ月と3週目)
・ミルクと母乳の混合に加えて離乳食を1日3回程度
【フライト】
・羽田空港と香港の往復(片道4時間半程度)
・JAL便
・お子は夫婦どちらかの膝の上(お子用の席はとらず)
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当初はバニラエアーや香港エクスプレスなどのLCCで飛んで行こうと思っていたのですが、次のことを想定して、日本航空にしました。
<その1>荷物がたくさん預けられる
まずお子の着替えやら離乳食やらで荷物が膨大に増えることが予想されたので、そこをきっちり受け止めてもらえるJALにしました。もちろんLCCも追加料金を払えば預け入れは可能ですが、追加料金を払うことを考えると、結果JAL便と料金がさほど変わらなくなりそうだったので、だったら最初からJALにしておこうということになりました。
今回(2016年11月現在)は、大人(席料を払っている人)1人あたり23kg×2個の預け入れに加え、機内持ち込みサイズ×1個がデフォルトの金額に含まれていたので、わたくしたちは預け入れで23kg×4個と、機内に2個持ち込みました。それに加えてベビーカーも1台無料で預かってもらえました。
ちなみに以前は(というか、もしかしたら他の航空会社だったのかもしれませんが)預け入れはトータルで46kg(23kg×2)だったらOKだったのですが、今回はきっちり1個あたりが23kg以内じゃないとダメ、とのことで、当初偏っていたうちの荷物(26kgと20kgみたいな感じ)はきちんと23kgずつにならないと預かれないとのことで、その場でパッキングのし直しをしました。。。
羽田空港では自前のベビーカーはチェックインカウンターで預け入れ、無料で貸し出してくれるバギーに乗り換えました。
香港では飛行機を降りてすぐのところで空港スタッフの方がうちのベビーカーを持って待っていてくれたので、その場ですぐのせることができました。
香港から帰ってくる時は、空港で使えるバギーがなかったので、(チェックインカウンターで預けることもできましたが)搭乗口ギリギリまで自前のベビーカーを使って、飛行機に乗り込む直前にスタッフに渡しました(なのでチェックインの時に「ファイナルコールのちょっと前に搭乗口に来てね」と念を押されました)。
<その2>機内で広いスペースを押さえてもらうことができる
次に機内の席についてですが、JALの場合は予約時に赤ちゃん連れであることを伝えると「ベビーバシネット」というベビーベッドが使える席を予約することができます。
ベビーバシネットは、体重10.5kg以下、2歳未満の子供が使えるもので、離陸して安定飛行に入るとCAさんが組み立ててくれます。
うちは行きの便では一切寝ず、ずーっと起きていたので、結局冒頭の写真のような単なる荷物置き場状態と化してしまいましたが、それでもちょっと何かモノを置けるのはとても便利でした。
帰りの便ではご覧の通り。
通路を行き交う人の物音などで起きてしまうリスクがあるので、できたら頭は写真とは逆サイドにした方がいいです。
2歳未満で、席を取らないお子さんがいる場合は、便利だと思います。
ただ、離着陸の時は使えず、その手前でしまわなければいけないので、東京ー香港間(4時間くらい)よりも短いフライトの時は、逆に使うとちょっとわずらわしいかもしれません。
<その3>ベビーグッズを用意してもらえる
そして席同様、事前にお願いしておくと、離乳食セットと、オムツを機内でもらうことができます。
行きはキューピーのベビーフード×2瓶、帰りはハインツのベビーフード×2瓶と、りんごジュースが入ってました。オムツは2枚あって、「トイレでそのまま捨ててもらって構いませんよ」とのことでした。
どちらもスプーンとスタイも一緒にいただけるので、機内でそのまま離乳食を食べさせることができます(うちのお子は機内で1瓶完食しました…)。
ミルクも(哺乳瓶とミルクの粉を持参すれば)作ってもらえます。
「耳抜きのために離陸時にミルクを飲ませるといい」
と聞いていたので、保安検査所を通った後に、ラウンジでお湯をもらって(今回このためにアメックスのゴールドカードに入会しました。それについてはまた後日)ミルクを作り、乗り込んだのですが、扉が閉まって動き出した瞬間から爆睡し、結局安定飛行に移るタイミングまで寝ていたので、目を覚ましたところで飲ませました。
その後、1回CAさんにミルクの粉と哺乳瓶を渡して、作ってもらえるようお願いしたのですが、うまく伝わらなかったのか、結構お湯の温度が熱いままの状態で来てしまったので、お願いする時は飲ませたいなと思うタイミングよりも少し早めに頼むといいかも、と思いました。
また哺乳瓶は、洗ってもらうことはできても、消毒してもらえるかどうかはわからなかったので、消毒が必要とされる6ヶ月未満の赤ちゃんを乗せる時は、あらかじめその辺のことは確認しておいた方がいいかもしれません。
他、JAL便についてはこちらのページに詳しく載ってますので、いろいろご覧になってみてください。
国際線 赤ちゃん、お子様向けサービス
https://www.jal.co.jp/inter/support/baby
うちはもともとのキャラクターが「動じない」子だったので、全くなんの問題もなく往復できてしまいましたが、もし泣き出してしまっても、いろいろ対応してもらえると思うので、大人はなるべくどーんと構えて挑むといいんじゃないかな、と思いました(大人の動揺って子供に伝わるので…!)。
何はともあれ、無事往復できてよかったです。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー 望月沙織
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