赤ちゃんと出かける時に「泣かせない」ことよりも大切なこととは(飛行機・ベビーカー問題について考える)
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。
色々と興味深いニュースを目にしました。
泣きじゃくる赤ん坊とファーストクラスに搭乗した母
CAからエコノミークラスへ移動するよう言われる(米)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20170112-57333050-techinq
子供×公共の場でのマナー問題は、ベビーカー論争を始め、さんざんしつくされていて、色々難しいなぁと思います。
ただ今回のこの親子は、この機内で嫌われちゃったってことなんだろうなぁと思いました。
【敵を作らないこと】
まずそもそもで言うと、わたくしは子連れの時に1番大事なことって、「子供を泣かせない」ことよりも、「いかにして周りの人を敵にしないか」だと思ってます。
どんなに頑張ってもぐずる時はぐずると思うので、その時その場に居合わせた人に「仕方ないなぁ、手伝ってやるか」と思ってもらえるようにできるかどうかが鍵なのです。
そのためにわたくしは、ベビーカーを押しているときは普段の倍以上の声で「ありがとうございます!」「すみません!」を連発していますし、どこかお店などに入るときも、明らかにベビーカーが入れるスペースがあったとしても、スタッフの人に、「ご迷惑ではないでしょうか??」と声をかけるようにしています。
お子が生後7ヶ月の時の香港出張の際も、
https://saorimochizuki.info/news/2016/11/20/11/24/49
うちはもちろんエコノミークラスでしたが、飛行機に乗り込む前からスタッフの方達に「初めて乗せますがよろしくお願いいたします!」と頭を下げましたし、乗り込んだ後は顔をあわせるCAさんに片っ端から挨拶して回りました。
隣の席の方にも、飛び立つ前に一声かけてご挨拶をしました。
結局お子は、機内で騒ぐことなく終始ご機嫌でいてくれたのでことなきを得ましたが、道中隣の席の方も子供をあやしてくれたり、話しかけてきてくれたりして、お互いにギスギスした雰囲気にならずに済みました。
【試される親の人間力】
今回のこのアメリカの親子が、そういうことをしたのかしてなかったのか、はたまたしていたのにもかかわらずこういう扱いを受けてしまったのかは、この記事の文面からは判断することはできませんが、少なくともその時のファーストクラスの中に、CAさん含めて彼らの味方になってくれる人は誰もいなかったということは事実なので、わたくしは思わず、その前談として、周囲の人間がカチンとくるような何かがあったんじゃないかなぁと感じてしまいました(あくまでもわたくしの個人的な感想ですが)。
もっというと、
「私と娘をエコノミークラスの後方部へ移動するように頼んで来た」
というのも、もしかしたら「後ろの方がゆっくりあやせますよ」という意味でのCAさんの優しさから出た言葉だったかもしれないのを、イガイガした気持ちで受け取ってしまったのかもしれませんし、
さらにもっと意地悪なことを言うと、彼らが日常的にデルタ航空のファーストクラスを利用している上顧客だったとしたら、こんなことにはなっていなかった気もします(上顧客かそうじゃないかは文面からは判断できませんが、でももしそうだったとしたら、航空会社は絶対にむげには扱わないでしょう)。
いずれにしても、人は、思っている以上に冷たいし、思っている以上に温かい。
どっちなんだーい!って感じですが、それをうまいことコントロールするのが育児のキモだし、人間力ってことなんだと思ってます。
お子を産んだことによって、その部分を問われることが多くなりましたし、鍛えられています。
まだまだわたくしも頑張ります。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織
Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/
中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop *ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます *Google+「Saori Mochizuki」ページ