煮ても焼いても食えない飲食店の「チャージ料」問題について
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。
オープンしてそろそろ1ヶ月の中目黒高架下、ですが、同じくナカメでお店をやっている知人と中目黒高架下の賃料の話になって、驚愕しました。
なんでも、坪単価5万円、とのこと(1坪は約2畳)。
だからでしょうか、、、1000円のランチに500円のチャージを取るお店があるそうで、チャージがかかることを知らずに入ってお会計の時に「えっ?!」ってなった、なんて話を聞きました。
他にも、隣の店のワインを持ち込んで飲めますよ〜というサービスをしているとあるデリは、ワインを持ち込むのに1000円の持ち込み料がかかるとか(そこまでして持ち込んで飲みたい、っていう人、いるんでしょうか。。。安いワインだったらあと1000円も出せばもう1本買えちゃうと思うんですが、、、)。
もちろん商売ですから、自分たちの好きに料金体系を設ければいいと思います。
ただ、チップの文化がない日本では、チャージ料っていう概念は「損した気分」を与えてしまうので、料金設定としてはあえて設けないほうがいいんじゃないかな、と思います。
もしやるなら1500円のランチ、にしたほうが、ちょっと高いけど、そんなもんかな、、、という気分になると思います。
1500円よりも1000円て言われたほうが入りやすいかもしれませんが、人間て、後出しジャンケンされるととても気分が悪くなる生き物なので、サービスの見せ方としては、圧倒的に前者(1500円)だと思うのですが、どうしてもチャージ制にしたい理由でもあるのでしょうか(高級レストランのサービス料はありだとは思いますが)。
というか、東急電鉄は、そんなに賃料を高く設定して何がしたいんでしょうか。。。
それでも入るテナントがあるからその金額が成り立っているっていうことだと思うのですが、それで、料理にはあまり還元されない(であろう)ふわっとしたチャージ料を取られて割高なランチしか食べられないようなお店が集まるようでは、街自体が活気づくとは思えません。
わたくし一人が頑張ったところでたかが知れているかもしれませんが、でも場の雰囲気を笠に着て、中身のない商売をするようなことだけはすまい、と心に誓った今日この頃です。
バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織
Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/
中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop *ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます *Google+「Saori Mochizuki」ページ