カテゴリー:Saori Mochizukiの仕事と子育て

育児のプレッシャーから解放されるには?

Accent Color(中目黒の実店舗) / Saori Mochizukiの仕事と子育て / Saori Mochizukiの商品 / Saori Mochizukiの日常

中目黒 雑貨屋 Accent Color クリスマスパーティこんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

12月23日に中目黒のお店でささやかなクリスマスパーティーを開催しました。

祝日は保育園がお休みなので、わたくしはお子を連れて参戦。

中目黒 雑貨屋 Accent Color クリスマスパーティ(小学生のお姉さんに抱っこされて固まるお子…笑)

お客様の中にも、お子さん連れで参加してくださった方もいて、大人と子供が入り混じる、和気あいあいとした雰囲気になりました。

中目黒 雑貨屋 Accent Color クリスマスパーティ

最近わたくしは、同じくらいの年齢の子供がいる人と話すよりも、全く別世代のお子さんを育てていたり、それこそ子供がいない人と接している時の方がはるかに気が楽だということに気がつきました。

どうしても同世代の子供を目の前にすると、自分の子と色んなことを比べてしまいます。

特に0歳の頃は個体差が大きく、赤ちゃんによってできることは様々です。

歯が生えてきたとか、体重が何キロになった、なども赤ちゃんごとにものすごい差があります。

そんな諸々が分かった上で向き合っていても、やっぱり比べてしまって変な劣等感を感じてしまったりします。

中目黒 雑貨屋 Accent Color クリスマスパーティ

そういうことが、全く異次元にいる人と向き合っているとほとんど感じずに済むので、会話も本質的な話ができて、とても楽しいのです。

もちろん自分の子供を客観的に見たり、子供自身が同世代の子と触れ合う機会は大切だと思いますが、この先学校に通うようになれば、逆に嫌でもその環境から逃れることはできなくなるので、そうじゃない部分では、あえて違う世界にいる人と接することが大事なんじゃないかなと思っています。

中目黒 雑貨屋 Accent Color クリスマスパーティ

キモノゾメのレッスン講師を担当してくださってる末廣さんに抱っこされて嬉しそうなお子)

そしてわたくしの周りには、本当にユニークで、素敵な大人がたくさんいるので、そういう人たちとたくさん接して、色んな生き方があるんだ、ということを肌で感じてもらえたらいいな、と思っています。

クリスマスパーティーにご参加くださったみなさま、お子ともどもどうもありがとうございました!また来年もよろしくお願い致します。

バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織

Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/


中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 Saori Mochizukiの水玉バッグSaori Mochizukiの水玉バッグ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます Google+「Saori Mochizuki」ページ  にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへにほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へにほんブログ村 ファッションブログへ

保育園の騒音問題について

Saori Mochizukiの仕事と子育て

東京都 保育園 騒音問題こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

保育園の騒音問題に小池都知事が言及して話題になってましたね。

小池百合子都知事が 保育園建設反対者に「あなたも昔オギャーでしょう」

認可園に入れず認可外保育園に通わせている間もなく10ヶ月の子供がいる身としては、興味津々の話題です。

なんですが、保育園は、ほんとーーーーに神経が逆なでされるほどうるさいんです。

どうしてそんなことを断言できるのかというと、実はわたくしは、今の中目黒の場所に事務所をうつすまで、2年間、保育園の真上の部屋を事務所として借りていたからなんです。

その物件は、1階がワンフロアぶち抜きの認可外保育園で、そのすぐ上の2階の部屋をわたくしは借りていたので、朝から晩まで子供たちの声はひっきりなしに響いてきました。

よく、「音は慣れる」と言われますが、子供の声(特に泣き声)は、商業施設や交通量、工事中の音とは決定的に違うものがあって、よっぽどのことがない限り慣れることはありません。

なぜか。

それは、

そもそも人間の神経を逆なでするものだから

です。

冷静に考えて、子供の泣き声はうるさく感じるように設計されているものなので(人間の本能に訴えかけて助けてもらうためのものなので)、交通・商業施設・工事現場などの騒音とは全く質が異なり、どれだけ長く聞いていても決して慣れることはありませんでした(いつ聞いても、ざわざわと胸騒ぎがしました。当時のわたくしには子供はいませんでしたが)。

というか、うるさいと感じず、泣いたりわめいたりしている子供を無視できる人の方がよっぽどどうかしていると思うので、「うるさい」と感じられる人の方が遥かに人としてはまっとうなのではないでしょうか。

でも今の世の中は、それに対して「うるさいよ!」とか、「どうしたの?!」とか言えずに、ただただ人ごととしてガマンしなければならない状況になってしまいがちなので、そういうのがストレスになってしまうんだろうなと思います。

そういった溝をどうやってうめたらいいのでしょう。

なかなか一筋縄にはいかない問題だと思います。

小池さんの手腕に期待したいと思います。

バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
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望月沙織

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猫の良さが際立つ絵本「せいくんとねこ」矢崎節夫 作/長新太 絵

Saori Mochizukiの仕事と子育て

せいくんとねこ 長新太こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

NHKのてれび絵本という番組でみて、思わず買ってしまった絵本があります。

ねこがとってもいい感じ!

長新太さんの絵本はシュールなことで有名ですが、ねこって、こんなこといいそう、と思わせてしまう何かがあって、ひらがなばっかりのページをつい何度もめくってしまいます。

お子に、お尻の毛をむぎゅーっとされてもおこらないてんちゃんですが、本当は色んなことを考えているんだろうなぁと思うと、なんか全てお猫さまの思う通りというか、手のひらでもてあそばれているのは人間の方って気がしてきて、ゴハンを「あげるよ」なんて偉そうなことを言っている自分がこっぱずかしくなってきます。。。

さて将来、しゃべれるようになったうちのお子は、この絵本をみてどんな感想を抱くのでしょうか。

楽しみに待ちたいと思います。

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子供を殺し屋にしないためには/映画「ザ・コンサルタント」(ベン・アフレック主演)

Saori Mochizukiの仕事と子育て / Saori Mochizukiの映画情報

ザ・コンサルタント ベン・アフレック

 

(「ザ・コンサルタント」の予告編キャプチャー画像)

 

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナーの望月沙織です。

 

来年(2017年)1月21日公開予定の映画「ザ・コンサルタント」を拝見しました。

 

「ザ・コンサルタント」
監督:ギャビン・オコナー
主演:ベン・アフレック
http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

 

赤い色を見たことのない人は、赤を語れない。

 

そんな言葉がぴったりの映画だな、と思いました。

 

ベン・アフレック演じるクリスチャン・ウルフは、高機能自閉症スペクトラムです。

 

数字には驚異的な能力を発揮するものの、いわゆる社会性に欠け、こだわりが強く、うまく人間関係を築くことができません。

 

そんな彼を、「自分なり」のやり方で育て、生きていくスベを身につけさせようとした彼の父親。

 

お話しは、全てこの父親の教育方針に端を発します。

 

人と違うことで社会から孤立していくであろうクリスチャンの将来を悲観した父親は、彼がこの世の中で生き抜いていけるようにと、幼い頃から徹底的に戦闘的武術を叩き込みます。

 

内向的で青白い顔をしたクリスチャンは、どうみたって武術に向くタイプではなく、そんなことを無理してやらせるよりかは、専門家も舌を巻く数学の能力を延ばしてあげる方がよっぽどマシなのに、父親の中にはそんな選択肢は微塵も存在しません。

 

なぜならば彼は軍人であり、戦いの能力で人生を切り開いてきた人間だからです。

 

それ以外のやり方を、知らなかったのです。

 

結局クリスチャンは、会計士でありつつ、闇の社会で暗躍する殺し屋という二面性をもった人生を歩むことになります。

 

どうしてそんな極端な人生を歩むのか?

 

ぱっと見はとても不可解に思えます。

 

でもクリスチャンにとっては、天才的な数学の能力と、徹底的に仕込まれた戦闘能力という、自分が持ち得る2つの才能を素直に活かしたらそうなっただけのことで、逆にいうと彼にはこれ以外の生き方は存在しないのです。

 

途中、彼の存在を追う財務省の犯罪捜査部は

 

「こんな危険な仕事をしていて、なぜ彼は闇の組織に消されないのか?」

 

といぶかしがりますが、コタエは簡単で、クリスチャンは、ただただ自分の人生を全うしているだけだから、なのです。

 

彼にとっては、数字に一貫性があり、父親から教え込まれた戦闘能力が発揮できた時点で全てが満たされてしまうので、普通(?)のチンピラがするような強請りや脅しには全く興味がなく、結果それが彼を生かしているのです。

 

文字通り死にそうになるまで武術を叩き込まれる幼いクリスチャンの姿を見ていると、彼の父親に憎しみの感情が湧きますし、もしも父親が軍人じゃなかったら、こんな過酷な人生を歩まずに済んだのに、と思わずにはいられません。

 

でもおそらくこれは彼の父親なりの最大限の愛情であって、罪を憎んで人を憎まずではありませんが、もし憎むとしたら、父親の、軍人以外の生き方を知らなかった経験値の薄さであって、父親そのものは、もしかしたら計り知れないほど愛情に満ちあふれた人だったのかもしれないな、と感じました。

 

現にクリスチャンの父親は、もっとも彼らしいやり方で、クリスチャンを救います。

 

これもまた、彼が軍人ではなかったら、もっと違った結末が待っていたのではないか、と思いますが、徹底的に自分流のやり方が貫けたという意味に置いては、ほかの誰よりも幸せな結果だったのかもしれません。

 

親になった今、自分だったらクリスチャンをどう育てるんだろう、ということばかりを考えてしまった2時間でしたが、改めて肝に銘じたことは、できうる限り、広い視野を持って生きていきたいということでした。

 

親の理想とする形を踏襲してくれたら、親としてはとても嬉しいけれど、果たしてそれが全てなのかどうか、子供の人生を極端なモノにしていないかどうか、立ち止まって考える余裕を持ちたいな、と噛み締めさせられた映画でした。

 

年明け、ぜひご覧になってみてください。

 

バッグブランド「Saori Mochizuki」

デザイナー/望月沙織

 

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