月別:2017年02月

親子で「仕立て屋のサーカス」を鑑賞してきました

Saori Mochizukiの仕事と子育て

仕立屋のサーカス
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

昨日、横浜にあるBankART Studio NYKというところで開催された「仕立屋のサーカス」の公演を観てきました。

 

「仕立屋のサーカス」とは
”物語音楽家 × 裁縫師 × 照明作家 による音と布と光のサーカス。「circo de sastre=スペイン語で “仕立て屋のサーカス”」として 2014 年より活動開始”
「仕立屋のサーカス」facebookページより引用)

 

要は、即興で生まれる音楽と光の中、ハサミでジャキジャキ衣装を作り上げていったり、空間のディスプレイを変えていったりする不思議な舞台です。

 

これの何がいいって、入場に年齢制限が一切なく、しかも18歳以下は無料とのことだったので、お子と一緒に遊びに行ける場所に飢えていたわたくしは、撮影部長を誘って観に行ってきました。

 

いや、もちろんちょっと探せばお子と一緒に遊びに行ける場所は沢山あります。

 

でもそれはどちらかというと「お母さんと一緒」的な空間でして、目線を大人に合わせた上で子供も一緒にどうぞ、という場所ではないので、わたくしとしてはなんだか物足りない気持ちを抱えていました。

 

かといって、0歳児が一緒に入れる舞台公演なんてほとんどないので、こういう活動は是非とも長く続けていってもらえたらいいな〜と思いました。

 

というか、「子供騙し」なんて言葉がありますが、今回の公演を通して、実は圧倒的に騙されているのは大人の方で、この世の中は「大人騙し」のたぐいのもので溢れかえっているんじゃないか、という気がしました。

 

大人は「ミシュラン3つ星レストランだから」とか、「タレントの〇〇さんが着ている服だから」みたいな言葉だけを鵜呑みにしてモノに飛びつく人が大勢います。

 

でも子供はそんな修飾語には一切惑わされません。

 

食べて「口に合わない」と思えば、どんな高級食材だろうと、容赦なく吐き出します。

 

それと一緒で、今回の公演中、例えばわたくしが「ちょっと飽きたな、、、」と思うと、どこからともなく「まだ終わらないのー?」という子供の声が上がったりして、はっとさせられました。

 

目線の先にぶらさがる鈴を、「触りたいなぁ」と思いながらぼんやり眺めていたら、横から子供が歩み出てきてシャラシャラ触ったりもしていました。

 

そんな様子を見ていたら、大人だろうと子供だろうと、結局「面白い」と思うものの本質的な部分にはそう大差はなく、逆に言えば小手先の「騙し」が効かない分、子供を相手にする方がシビアさが増すんだな、と思いました。

 

 

全体的な内容としては、なんかもう一捻り欲しかったな〜という印象が残りましたし、開演まで結構遅れてやたら待たされたのでその辺がもうちょっとどうにかなったら良かったな、と思いました。

 

もちろん舞台公演では、開演が遅れることはよくあることだと思うので、それについてとやかく言うつもりはあまりないんですが、ただ漠然とひたすら並んだまま待たされたので、あとどれくらい遅れるのか、など、目安のアナウンスは欲しかったです。子連れだと、どのタイミングでオムツを替えようか、など結構気をつかいますし、何より時間は有限です。

 

整理券でも配って、1時間後に再集合!みたいな形にしてもらえたら、みなとみらいをぶらぶら散策したりできたのに、、、と残念に思いました。

 

とはいえ、冒頭でも述べましたが、こういうおおらかな公演はとても貴重です。子供に対してだけでなく、

 

周りに迷惑をかけなければ


・公演中の撮影可(なんなら商用利用したっていいとのこと…!)
・ベビーカーごと入場して畳まずに席脇におくことも可
・フードを食べることはもちろん、買いに行くこともOK(会場内での販売もありましたが、持ち込みも咎められませんでした)
・席替えすらOK
・18歳以下無料だけど、ぎりぎり19歳なりたてくらいなら許す、、、(笑)

 

という、昨今ギスギスした雰囲気の劇場が多いなか、こちらが拍子抜けしてしまうほど(良い意味で)なんでもありなスタイルは、今後も貫いていってもらえたらいいな、と思いました。

 

ちなみに我がお子は、、、

 

仕立屋のサーカス

 

隣にいた、3歳くらいの男の子と遊びたくて仕方がなかったようで、やたらと隣の席に身を乗り出してハイタッチを要求していました…(笑)。

 

かと思えば、開演までの間、飽きちゃってあれこれ飲み食いしすぎたせいでオムツがキャパを超えて決壊…。

 

抱っこしていた撮影部長の腹を湿らす、という事件が起こり、後半着替えのため退場、、、などなど、かなり自由にやらせてもらってました。。。

 

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、次回の公演に1度是非おでかけになってみてくださいませ。

 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織

 

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中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 

Saori Mochizukiの水玉バッグ

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髙島屋大阪店さんのイベントで販売予定の限定品追加情報です(3月8〜14日開催)

Saori Mochizuki 期間限定ショップ

水玉 バッグ 雑貨 東京 中目黒 雑貨店 雑貨屋 花柄 ハンドバッグ 大阪 髙島屋

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

3月の髙島屋大阪店さんでのイベント(2017年3月8日〜14日/1階財布・小物売場にて)のために、もう1点、限定品をお持ちすることに致しました。

 

https://saorimochizuki.info/news/2017/02/07/14/09/19

 

こちらは先日限定受注生産で販売したグレーのリボントートの小サイズ版になります。

 

https://saorimochizuki.info/news/2017/01/28/17/30/25

 

 

受注生産分は、大サイズ(A4が入るサイズ)での販売だったのですが、何件か、小サイズへの変更をご希望いただき、その分若干生地に余裕がでましたので、それで大阪のイベント分もご用意してみました。

 

こちらは脱着可能なショルダー紐がついているので、肩から斜めがけすることができます。

 

小サイズとはいえ、マチがしっかりあり、長財布がすっぽり入る大きさなので、見た目以上に収納力があります。

 

基本的な仕様は、定番商品と全く同じになりますので、サイズなどの細かい情報が知りたい方は、こちらのページをご覧いただけたらと思います。

 

ラブコメディ(リボントートバッグ)Sサイズ
http://saorimochizuki.shop-pro.jp/?pid=72426925

 

こちらの限定版の価格は¥19,000+税となります。

 

ぜひ実物を店頭でご覧いただけたら嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします。

 


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ゴハンは自分で飲み込むしかないのです。

Saori Mochizukiの仕事と子育て

育児

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

最近の我が家のお子は、とにかくゴハンを自分で食べたい期に突入しています。

 

まだ1歳にならないし、歯も下2本しかはえてないので、そこまで固いものはあげられないのですが、自分でつかんで口に運ぶことに無情の悦びを感じているようなので、「つかめるけど、ノドに引っかからないものは、、、」と、毎回頭を悩ませています。

 

昨日もブロッコリーやカリフラワーを蒸して小さく切った野菜をおわんに入れて目の前においてあげたら、ものすごい勢いで手でつかんでは口に運び、口の中がパンパンになってしまいました。。。

 

ゆっくり噛みながらにした方がいいよ、と手を止めようとすると、振り払って怒るので、黙って様子を見ていたら、案の定、

 

「飲み込めにゃい、、、」

 

と、号泣し始めました。

 

 

とは言え、飲み込む部分はわたくしではどうしてあげることもできず、自分で頑張ってもらうしかない部分です。

 

嫌だったら吐き出してもいいんだよ、と口からかき出そうとしても、

 

せっかく入れたんだから、絶対ヤダ!

 

と言わんばかりに抵抗します。

 

最終的には号泣している間に口からぽろぽろ落ちてきてことなきをえた(?)のですが、人間て、1歳に満たないこんなに幼い子でも、こんなに何かを自分でやりたいと思う欲求をもっているものなんだ!ととてもビックリしました。

 

きっとこの先、この欲求はどんどん大きくなっていって、その度にできない自分とのジレンマに挟まれて、号泣することと思います。

 

かといって、いい大人になったら号泣ばかりはしていられませんし、「飲み込むのは自分でやるしかない」というのと一緒で、親であるわたくしがそれに対して本質的にやってあげられることなんて何もないと思います。

 

せめてその時に、全力で泣ける体力や、全力で悩める体力を持っていられるように、ゴハンを用意しつつ、なんとなくそばで見守っていけたらなと思っています。

 


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普通に生きる、とは

Saori Mochizukiの仕事と子育て

子育て 育児

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

先日、ベン・アフレック主演の映画、「ザ・コンサルタント」の映画評のページに

 

「普通の生活を知る、ということは大切ですね」

 

というコメントをいただきました(おささん、ありがとうございました)。

 

https://saorimochizuki.info/news/2016/12/19/12/17/06

 

その時にふと思いました。

 

普通って何だろう、と。

 

話しはちょっと変わりますが、お子がまだ生後2ヶ月くらいだった時に、区のサービスで保健師さんが訪ねてきてくれたことがありました。

 

その時の保健師さんは眼鏡をかけていたのですが、わたくし達夫婦(2人とも眼鏡)の顔を見て

 

「ご両親ともに眼鏡をかけているから、(眼鏡をかけてる)私の顔を見ても、赤ちゃんは大丈夫ですね」

 

と言いました。

 

聞けば、眼鏡姿を見慣れない赤ちゃんの中には、ビックリして泣いてしまう子もいるとのことでした。

 

つまり、うちの子にとって、眼鏡は日常生活の中のありふれた「普通」のアイテムです。

 

でもそうではない子にとっては、「普通」ではないのです。

 

 

そんな些細な例をとってみても、「普通」か「普通じゃない」かの境界線は人によって様々ですが、意外とそこに気づかず、他人を自分の思う「普通」に押し込めようとしてしまうことがあります。

 

特に親子関係においては、親が自分の思う「普通」に子供を押し込めようと躍起になることがあります。

 

そして、「普通はね、、、」と諭される子供は「普通」でいられないことに悩んでしまったりもします。

 

という訳で、わたくしはできる限り、「普通はね、、、」というよりも、「わたくしはこう思う」という基準をお子に示していけたらいいなと思いました。

 

わたくしはこう思うし、世の中の大多数はこうみたいだけど、君はどう思う??

 

という話しができるようになるといいな、と思いました。

 


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