マザーズバッグなんて売らなくて済む世の中を目指したい

Saori Mochizukiの仕事と子育て

0歳児の子育て

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

年末に、「バッグがいらなくなる時代がくる(そもそも荷物なんて持たないですむ時代が来る)」という話をしましたが、

https://saorimochizuki.info/news/2016/12/31/12/02/50

0歳児を育てていると、外出するときはオムツにミルクにミルク用のお湯に哺乳瓶などなど、、、どうしても荷物でパンパンにならざるをえないよなぁと思いました。

でも果たしてそれは、本当にそうせざるをえないものなんでしょうか。

【液体ミルクの自販機があればいいのに!】

例えば街中のジュースの自販機のうちの何台かが、紙おむつが1枚から買えるものになったり、ミルクが買えるものになったりするならば、そんなに持ち歩かなくて済むのではないでしょうか。

昨年、日本でも液体ミルクが解禁になる、というニュースが流れました。

乳児用「液体ミルク」がやっと解禁に
災害時に必要なのに誰が妨害していた?

http://www.j-cast.com/healthcare/2016/10/20281180.html?p=all

このニュースを聞いた時、粉しかないと思い込んでいた自分と、液体の存在に驚愕したのですが、使い捨ての哺乳瓶に入った液体ミルクが程よい温度で自販機から転がり出てきたら、世のお母さんたちは大喜びすると思います。

こういう話をすると、「液体ミルクの安全性が〜」っていう人が必ず出てくると思いますが、それを言ったら、自販機で売られているジュースの安全性はどうなんでしょう。あったかい温度に保たれたまま、下手したら何日も保存されて保たれる品質って、全然「ナチュラル」じゃありません。

それが嫌な人は、自販機の飲み物は買わない訳で、でも圧倒的に買う人の方が多いから、あれだけ街中に溢れているのです。

哺乳瓶を使い捨てるなんてもったいない、っていう意見は、ペットボトル問題を前にして意味をなしませんし、そういうのが嫌な人は、現状でも重たいけれどマイボトルを持ち歩いている訳です。

要は、選択肢が存在しないことが問題だと思うのです。

【子育てで、利便性を追求して何が悪い!】

健康志向・安全志向の人は、今まで通り自前でオムツやミルクを運べば良いのですが、それよりも利便性や荷物の軽さを優先したい人にとっての選択肢が存在しないことにちょっと納得が行かないのです(というのも、わたくしは圧倒的に後者の人間なので)。

子供の心の安定って、親の精神状況と直結しているので、親が、便利な道具に支えられて心の余裕を保てることは、決して育児にマイナスにはなりません。

自販機以外にも、もっと街中にたくさんオムツをかえられる場所を作って欲しいし(それこそ交番の中に必ず1部屋あれば良いと思う)、ターミナル駅で乗り捨て可能なシェアベビーカーサービスとか、やって欲しい。

現代は、まだ「赤ちゃんは家庭内で面倒見るべき」的意識が高くて、赤ちゃんと親(主に母親)が外に出て行くことを前提にした街づくりがされていませんが、いいかげんもうちょっとなんとかならんのかな〜と思う今日この頃。

理想は、マザーズバッグなんて売らなくて済む時代が来ること、なんですが、うーん、うちのお子が赤ちゃんでいられるうちには間に合わないでしょうね。

残念だ。

バッグブランド「Saori Mochizuki」デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織

Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/


中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 Saori Mochizukiの水玉バッグSaori Mochizukiの水玉バッグ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます Google+「Saori Mochizuki」ページ  にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへにほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へにほんブログ村 ファッションブログへ

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