一緒におもしろがってくれる人

半歩先のドラマチック

こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiのデザイナー&中目黒・Accent Colorのオーナー、望月沙織です。

ついにやっと、お店の入り口の施行が終わりました。

本当は3月1日のオープンに間に合わせたかったのですが、1月の引っ越しからオープンまでの間に2度も香港に飛んだ関係上、わたくしがデータを仕上げる時間が取れず、ここまでずれ込んでしまいました。

当初は、扉のガラスだけを変える予定でした。もともとは一般住居で、普通の(内側が見えない)玄関扉がついた状態だったので、それを、中が見通せる素抜けのガラスに変更したかったのです。

そんな相談を扉屋のモリモトさんにすると、扉の枠諸々にシール状の加工をして、オリジナルのデザインを施すことができる、というご提案を受けました。

えぇーーっ!じゃあ、てんてんしましまの入り口ができちゃうんですかね〜〜?!?!と盛り上がったのですが、でも待てよ、ここちょっと奥まった住宅街じゃない?! そこにいきなりてんてんしましまの枠がぼこっと出現したら、どうなんだろう、、、。

一瞬わたくしがひるむと、モリモトさんは、

「いやぁ、扉くらいなら何ともないですよ。うちは楳図かずおさんちが近いんですけど、あれもなかなかおもしろいって、うちの娘も言ってますから」

おーし、なら、やっちゃいましょう!

ということで、てんてんしましま玄関計画はスタートしたのでした。

今思えば、営業トークも多少あったかもしれませんが、うちとしては、やろうとしていることを、「おもしろい!おもしろい!」と一緒に楽しんでもらえたことは、わたくしと、一緒にやっている撮影部長にとってとても大きな力になりました。

ただでさえ、自分の人生で前代未聞(?)、どうやって店を作ったらいいのかも良くわからない中、進んでいるので、ちょっとでもネガティブな反応があると、これではダメなんだろうか、、、と不安になるものです。

それでも決めるのは社長であるわたくしで、最後はわたくしがやりたいと思うなら押し通せば(もしくはやめようと思うならやめる)いいだけのことですが、そんな時に背中を押してくれる存在があるかどうかで、だいぶ気持ちが変わってきます。

という訳で出来上がった、Accent Colorの入り口、いかがでしょうか??

「小さな画面でデザインするのと、実際に大きくなってみるのとはバランスが違うからイメージが変わると思うんですが、いやーーでもさすがですね!」

と、最後の最後もほめてもらえて、わたくしは上機嫌です(笑)。

ご来店の際はぜひ入り口で記念撮影していってください。運気上昇しますよっ!(信じるか信じないかはあなた次第…!)

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