年別:2014年

やってみたい格闘技は?

Saori Mochizukiの商品

Saori Mochizuki サオリモチヅキ 望月沙織 水玉 バッグ ストライプ ボーダー ネコ

こんにちは、水玉とストライプ・ボーダーバッグのブランドのデザイナー、望月沙織です。そろそろみなさんは夏のバカンス突入でしょうか。

さて、ショッピングアプリケーションOrigamiのニュースフィードで絶賛連載中の「教えて!サオリモチヅキ」ですが(ちなみに2014年8月11日23:59まで、Origami上でお買い物されると全品送料無料になります!)、このブログ上では、その中からピックアップしたいくつかの質問について、もう少し突っ込んだ回答をご紹介していきます。

本日の質問「やってみたい格闘技は?」へのわたくしのコタエはこちらでした。

【A.】会社経営だけでもう十分格闘技。

格闘技は、実際に敵が目の前にいるだけまだましじゃん、とすら思ってしまいます。

自分でビジネスを始めるとなると、まず「敵」(というか、目標とかターゲット)すら自分で定めなければなりません。

しかもそれが本当に相対する価値のある相手かどうかということは、やってみるまで分からない部分が沢山あります。

シャドーボクシングならまだいい方で、本気で相手にパンチを繰り出しているつもりで、誰もいない空に拳を振り上げていた…なんてこともしばしば。心の底からしょんぼりする時はしょっちゅうです。

我ながら、なんでこんなしんどいことを繰り返しているんだろう、、、と思いますが、わたくしはきっとこういうことが好きなんだと思います。

基本、根がせっかちで貧乏性なので、回転寿司でお寿司が流れてくるのを待ってるくらいなら、マグロ釣りに行きますけど?!みたいな感じです。

・・・なんだかよくわからなくなりましたが、明日からまた月曜日。戦いを挑みたいと思います。

バッグデザイナー・望月沙織/Saori Mochizuki

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ヘレンケラー・てん

Saori Mochizukiの日常 / Saori Mochizukiの飼い猫・てん

こんにちは、水玉とストライプ・ボーダーバッグのデザイナー、望月沙織です。電車に乗ると子供の姿が多いので、おや?と思ったのですが、世の中は夏休み真っ盛りでしたね。

さて、我が家には、今月末でうちにやってきて1年になるネコがいます。名前はてんちゃん。推定3-4歳の男の子で、首の付け根に「てんてんてん」と水玉が3つあるのが名前の由来なんですが、この子がほんの数日前に突然、

「時計の針が動いてる…!」

ということに気がついた。

なんで1年も経った今頃なのか、本当に謎なんですが、今まで見向きもしなかったリビングの壁掛け時計を見上げては、

「ねーー、動いてるよ!」
「動いてるってば!」

と、何度もアタックしようとする…~_~;

あまりにもしつこくて、このままだと猫パンチでたたき落としかねない、と思ったので床におろしておいたら、こんなこと↑になりました。。。

なんだろう…。
誰がてんちゃんのスイッチを押したんだろう…。

この時計なしの不便な生活は、一体いつまで続くのでしょうか。。。

バッグデザイナー・望月沙織/Saori Mochizuki

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Saori Mochizukiのバッグ、どんな女性に持ってもらいたいですか?

Saori Mochizukiの商品

Saori Mochizuki サオリモチヅキ 水玉 バッグ ストライプ ボーダー リボン  コサージュ

こんにちは、水玉とストライプ・ボーダーバッグのブランドのデザイナー、望月沙織です。最近は、色んな人に会う月間。ここしばらく展示会とか催事とか来てもらうのを待つパターンが多かったので、それだけではいかんだろう、ということで、会いたい人にはどんどん会いにいくようにしています。

さて、ショッピングアプリケーションOrigamiのニュースフィードで絶賛連載中の「教えて!サオリモチヅキ」ですが(ちなみに2014年8月11日23:59まで、Origami上でお買い物されると全品送料無料になります!)、このブログ上では、その中からピックアップしたいくつかの質問について、もう少し突っ込んだ回答をご紹介していきます。

本日の質問「Saori Mochizukiのバッグ、どんな女性に持ってもらいたいですか?」へのわたくしのコタエはこちらでした。

【A.】つい強がっちゃう人。大丈夫、このバッグに頼って!って思う。

わたくしは昔からよく「かわいげがない」って言われます。

子供の頃から自分のやっていることに対して他人に色々口出しされるのがものすごく嫌だったので、口出しさせないためには、良いことも悪いことも全部自分でやるべきだろう、って思っていたんですね。

でもそういう姿って、周りからしてみると味気なく映るようです。

そして、自分の中に「手伝ってもらう」って文化を持っていないので、時々本当にしんどくなっても、なかなか上手に「手伝って」って言えなかったりする。

そういうところもまた「かわいげがない」って言われてしまうのですが、そうするとますますカチンと来て、お前らに何が分かるーーと更にギアチェンジして周りを振り切ろうとしてしまいます。

そんなわたくしみたいなことをついやってしまう人がいたら、その時はせめてうちのバッグを持って、なるべく身軽に走り去ってもらえたらいいなーと思ってます。

かわいげがなくたって、いいじゃないか。人間だもの。

バッグデザイナー・望月沙織/Saori Mochizuki

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日常を楽しむ天才が語る「弁当は小宇宙」/「てんてんしましまを探して」第5回・ブラスアンドカンパニー株式会社・乾宏司さん

「てんてんしましまを探して」

「てんてんしましまを探して」は、毎週木曜正午更新
てんてん(水玉)しましま(ボーダー&ストライプ)のかわいいアイテム、そこに携わる人々の思いをSaori Mochizukiのデザイナー・望月沙織がつづります。

企画詳細についてはこちらをご覧ください

「てんてんしましまを探して」第5回
ブラスアンドカンパニー株式会社/乾宏司(いぬい こうじ)さん

乾さん
乾宏司さん

こんにちは、水玉とボーダー&ストライプのバッグデザイナー・望月沙織です。明日から8月。あせります…。

さて本日ご紹介する乾さんは、ブラスアンドカンパニーという会社で「東京純豆腐」などの飲食事業に携わっていらっしゃる方です。

その肩書きだけをみると「???」と思われるかもしれませんが、実はわたくしが一番最初に乾さんにお会いしたのは、遡ること8年前、まだハンドメイド作家だった頃に、雑貨店「アリヴェデパール」に売込みに行った時でした。

当時アリヴェデパールは、ブラスアンドカンパニーの中の1事業部でした(現在は独立して株式会社アリヴェデパール)。

そこへ、忘れもしない、真夏の暑い日、スーツケースに自作の雑貨を詰め込んで、ドキドキしながら営業へ行き、お店のバックヤードで待っていたわたくしの目の前に現れたのが、当時プロデューサーとしてアリヴェデパールを担当されていたマツドアケミさんと、飲食事業部とアリヴェデパール事業部を兼任で担当されていた乾さんでした。

びしびしとわたくしの商品に厳しいダメ出しをするマツドさんの傍らで、「そうかな〜ボクはいいと思うけどなぁ〜」とつぶやいていた乾さんの姿に、すがるような目を向けていたあの日のわたくし…(笑)。

その時のお2人の愛情あるご指摘と、その厳しいオーディションを経てアリヴェデパールで商品を販売していただけるようになった実績は、現在のわたくしを語る上では欠くとこのできない大きなマイルストーンとなっています。

そんな乾さんがこの「てんてんしましまを探して」に登場してくださることになったのは、第1回目の+flower、齋藤さんの記事がきっかけでした。

アリヴェデパール時代、齋藤さんの上司だった乾さんは、そもそも「+flower」の名付け親だそうで(初耳でした!)、「よくあの齋藤が取材を受けたよね」と珍しがってくれました。それで調子に乗ったわたくしは「では乾さんも!」とお声がけさせていただいたのです。

というのも実は乾さん、とっても素敵な「弁当ヲジサン」でして、日々facobookに素晴らしいお手製弁当の写真をアップされているのです。

それについてもお話を伺ってみたかったので、改めて取材をさて頂くことにしました。

という訳で、乾さん、そもそもどうしてお弁当を作ろうと思ったんですか?

乾さんのお弁当
乾さん特製・てんてんしましま弁当【献立】
しましま三色ご飯:そぼろ卵、枝豆、モロヘイヤの麺つゆ和え
てんてん三色ボール:帆立青のり、鮭人参、とうきび
その他:パプリカのベーコンの黒胡椒炒め、きゅうり(皮しましま)とミニトマト(てんてん)のサラダ

もともとは暴飲暴食が祟って、2年前に医者から食餌療法を勧められたのがきっかけです。昔、ある人から

「食べることは生きること。環境やストレスからはなかなか逃れられないが、食べるものは自分で選べる。残りの人生を30年と考えて、食事は三食で32850回しかない」

と教えられました。8年前から飲食事業をはじめたのも良いきっかけでした。

だけど、それが途切れずに続いている理由はどこにあるのですか?

ポイントは、「何が何でも毎日やる!」と思わずに、作れない日はまあいっか、くらいのスタンスでいること。

なるほど…。

とはいえ、やっぱり好きじゃなきゃ続かないと思うのですが…?!

まんま、プラモデルやパズルを作るような感じでハマりました(笑)。 

BENTOって今や世界語になっていますが、箱庭や盆栽のような小宇宙も感じることができる日本文化だとも思います。

ちなみに本日の写真のお弁当は、「てんてんしましま」をテーマに作っていただいたものなんですが、実はこのお弁当は第2弾でして、1弾目は、なんか様子がおかしいぞ、、、ということで、残念ながら却下になってしまいました。

とってもおいしそうだったのですが、どうもいつもの「ヲジサン弁当」っぽくなかったんです。

なんでだろう、、、と思って率直に乾さんに伺ってみたところ

「そうなんです。自分でも納得いかないんです。なんか奇をてらいすぎました(泣)」

とのこと。

そこでわたくしは、「あーー!なるほど!!!」と激しく合点がいきました。

乾さんのお弁当って、使っている素材はシンプルで昔からよくあるものなのに、組み合わせ方がユニークで、パンチがあって、どこか新しい感じがするんです。

乾さんのお弁当

この3色弁当の枝豆なんて、枝豆自体は珍しくも何ともないですが、こうして並べるとプクプクとしていて、なんとかわいいのでしょうか(わたくしは3色弁当といったらドピンクのデンブを敷くことしか思い浮かびません…)。

なんでもないものを、ドラマチックにかえる。ありきたりのもので、日常を豊かに楽しむ。

わたくしが目指したいことそのものを、乾さんはお弁当で気負いなくやってのけていたんですね。

そしてお忙しいにも関わらず、わたくしのしょうもない提案に全力で向き合ってくれるこの懐の深さ。

どんなに些細なことでも馬鹿にせず、面白がって可能性を見いだしてくれるそのスタイルは、8年前のあの面接の時から変わっておらず、わたくしは、人生の要所要所でそんな乾さんに育ててもらっている気がします。

次はなにをしたら、「ボクはいいと思うけどなぁ〜」って言ってもらえるでしょうか。いや、まずは、見いだしてもらったからこそつながっている今の人生を、もっとちゃんと育てていかねば。

乾さん、いつもありがとうございます。またこれからも面白いこと、やりましょう。

バッグデザイナー・望月沙織/Saori Mochizuki

(一部敬称略でご紹介させていただいております)

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今日の記事でご紹介したお店・ブランド・商品・人物の情報はこちら

乾宏司さんの「弁当File」はこちら

「東京純豆腐」

ブラスアンドカンパニー株式会社

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