こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。
…あれ?なんか違うぞ・・・??
今日の写真をみて気がついた方は相当なAccent Color通です。
そう、そうなんです、お店に至る道の最後の重要な角にある、お隣のお宅が管理する自動販売機にお店の看板をはらせてもらうことができたのです。
引っ越しから半年、お店をオープンさせてから3ヶ月、やっとです。
お店に来る人には、何で角に看板出さないの??とか、あの自販機にはらせてもらえば良いじゃん、なんてさんざん言われてきましたが、そんな簡単なもんじゃありません。
わたくし達が考え過ぎなのかもしれませんが、こういうのって、「はらせてくださーい」「はいいいですよー」なんて気安い物ではないと思うのです。
特にうちの店は完全なる住宅街の中にぽつんと存在します。
自分が逆の立場だったとして、どこの誰だか分からない人が突如やって来て、なんか商売を始めたら、ちょっと身構えると思います。
一体だれ?
何売ってるの?
何時まで営業するのよ??
素性が分からないのに、いきなり敷地内に看板はらせてくれって言っても、きっとわたくしだったら断ると思います。
愛嬌で、「いいですかね〜??」と懐に飛び込んでいけるキャラの人もいると思いますが、わたくしも撮影部長もどちらかというとそういうタイプではないので、もうこれは真面目な姿を見せながら機を伺うしかない、とひたすら間合いを詰め続けた数ヶ月でした。
とはいえ、いざ頼みにいく時は図々しさを発揮…。
既に出来上がった看板と菓子折りを持って「これをはらせてもらえないでしょうか…???」
「なにを貼るの?」
「これです」
「どんな大きさなの?」
「これです」
「どんな材料のやつなの?」
「これです」
最初は警戒心でいっぱいだったお隣の奥さまも、もう作っちゃってるんじゃ仕方がない、と思ってくださったのか、最後は「いいんじゃないでしょうか…」とお許しくださいました。ありがたいことです。
はる作業をしている時は、撮影部長と2人、こみ上げてくるものがあり泣きそうでした。
このご好意はむげにはすまい、と思います。
いや、お隣のお宅は別にうちに何の期待もしていないと思います。ただ大人しく、ご迷惑にならなければそれでいいと思うのですが、いつか、「うちってあのAccent Colorの看板を最初にはらせてあげた家なんだよ」って自慢できるような存在になれたらいいなとも思います。
おかげで今まで以上に道に迷いにくくなった我がお店。ぜひまだの方は遊びにいらしてくださいね。
バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織
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