日別:2015年06月12日

だれのため?

半歩先のドラマチック

中目黒 アクセントカラー 水玉 ボーダー ドット ストライプ 望月沙織 サオリモチヅキ もちづきさおり

こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。

お店をやっていると、結構頻繁に飛び込み営業の人がやってきます。

看板、スポーツの観戦チケット、薬、などなど…。

でもそのどれもが、ただひたすら自分の商品を売りたいだけの人ばかりなので、来られる度に少々腹が立ちます。

なにが一番腹が立つかというと、だれもうちがなに屋かって気にしないんですよ。陳列されているバッグを見ることもまずありません。入ってくるなり、玄関口で営業トークが始まります。

そんなの当たり前じゃない??って思うかもしれませんが、うちの店が必要とするもの、普段なにに困っているか、を理解できないと意味がないと思うんです。

みなさんも必要ない物を勧められても興味がわかないし迷惑だな、って思いますよね。

それと全く同じで、うちのニーズに全然噛み合ない物を自信満々に勧められてもこちらは途方に暮れてしまいます。

つい先ほども、某レンタルお掃除グッズの会社の人が営業に来たのですが、お店に入って来たのは開店前の準備中、しかも入ってくるなり「○○モップ使いませんか?」と話しをしだしたのですが、うちはそもそもフローリングの場所は1カ所もないので、モップなんか勧められても興味がまったく湧きません。

フローリングかそうじゃないかは、1歩店に踏み込めばすぐにわかることのはずなのに、全く見てないんですよね。

そこに気付けないと、たとえ100軒回ったとしても、成約にはいたらないと思います。

店に入った瞬間にフローリングじゃなくて絨毯だ、と気がついたら、絨毯のお掃除に役立つ物を勧めるなり、店内の什器を見て、それをきれいにするのに便利な物を提案するなりできてこそはじめて売上が作れるものだと思うのですが、だれもそういうことやろうとしません(すくなくとも今までうちの店に飛び込んで来た人たちは全く、、でした)。

なので、そういう人に対しては、入って来た瞬間断りを入れます。だらだら付き合っても時間の無駄ですし、待っていても有益なモノをもたらしてもらえるとも思えませんので。

冷たい、って思われるかもしれませんが、不毛な時間を過ごしているほどこちらも暇ではありませんし(特に今日は開店前の忙しい時間帯だったので、文字通り迷惑でした)、買う気がないのに引き止めておく方がよっぽど酷だと思います。

という訳で、うちの店に飛び込み営業にこようと思っている方がいたら、心してご来店ください(笑)。

いや、わたくしが心の底から「欲しい!」って思うサービスだったら大歓迎なんですよ!

バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織

Saori Mochizukiの水玉バッグ
Saori Mochizukiの水玉バッグ
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