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オーディション当日に出会ったライバル達【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.5】

Saori Mochizukiの商品

ニューヨークへの売り込み方法
(「Open See」当日は、ヘンリベンデルの建物をぐるっと囲むようにものすごい長蛇の列ができていました)

 

(こちらの記事は、2014年7月20日に公開されたものを2017年1月に加筆・修正したものになります)

 

目次
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.1】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.2】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.3】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.4】

 

*****

 

【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.5】
オーディション当日は、いつ、どこに、どうやって、並ぶ?!

 

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

さてオープンシーを攻めるにあたって、まず一番最初に気になったのは、

 

「一体何時から並んだらいいの??」ということでした。

 

一応ヘンリベンデルの公式アナウンスとしては、

 

「朝9時から正午までの間、指定の場所に並んだ人を先着順で通します」

 

とのことだったので、字面だけ見れば、9時までに行けばいいのかな、という感じでした。

 

でもこの「先着順」というのが曲者でして、一体何人の人が並んでいるのか予想がつかなかったので、必然的に9時よりも前に行ったほうがいいんだろうな、と思いました。

 

そこで過去挑戦した人のブログを丹念に調べ上げてみると(「Henri Bendel Open See」で打ち込むと、英語の記事が色々みつかります)、最新の情報で

 

「午前3時半に到着したら、既に4人並んでいた」

 

ということだったので、ならば遅くとも午前4時迄には行くべし、と決めました。

 

でも、当然そんな時間に周囲のお店は開いていません。

 

日本のように至る所にコンビニがある訳でもない。

 

つまり、朝9時までの間に万が一トイレに行きたくなったら困るよね?!

 

という訳で、ホテルは少々高かったですが、ヘンリベンデルから歩いて5分の場所にとりました(言ってみれば銀座に泊まるようなものです)。

 

実際地元の人は、友人と何人かで並び、間際に一旦家に帰ってプレゼン用に着飾って戻ってきたりしてました(並ぶだけのバイトを雇っている人もいました)。

 

なおかつ一体どこに並ぶべきかもよくわからなかったので、前日にNY入りしてヘンリベンデルの販売員に確認をしました。

 

【間違った場所に並んでいたライバルを発見!しかし彼らは、、、】

 

 

ニューヨークへの売り込み方法
(Open Seeの並ぶべき場所「従業員入口」)

 

ちなみに正しい集合場所は「従業員入口前」だったのですが、当日行ってみると、それを知らずに「お客様用正面入口前」に、小さな椅子を並べて肩を寄せ合うように座っていた黒人のオシャレな2人組がいました。

 

通りすがりに「もしかして、OPEN SEE??」と声をかけると、そうだ、という。

 

「並ぶ場所、ここじゃないよ」

 

といっても2人は

 

「いや、住所はここのはず」

 

と、ヘンリベンデルの公式サイトの住所のページを表示したスマホ画面を示して納得しません。

 

「私は昨日ヘンリベンデルのスタッフに直接確認したから間違ってないと思う」

 

と言っても、ますます

 

「なんだこのアジア人?!(オレたちの1番乗りを奪おうとしてるのか?!)」

 

と胡散臭そうな目でこちらを見て、一向に動こうとしません。

 

わたくしはそれでも良かったのですが、見捨てていくのもなんだったので、

 

「どうせ2人いるなら、1人はだまされたと思って私についてこない?!」

 

と言うと、1人が渋々ついてきました。

 

夜明け前の、雨がそぼ降る薄暗いニューヨーク。

 

わたくしは自分の情報に自信があったとはいえ、相手は大柄の黒人男子。

 

もし間違っていたらどうしよう〜〜〜と若干ドキドキしながら、一緒に角を曲がってみると、、、

 

既にそこには15人ほどの行列ができているではありませんか。

 

そこでやっと顔をほころばせた黒人の彼。

 

一緒に大急ぎで列の最後尾に並びました。

 

720_2
(写真の右側、黒い傘が2つ並んでいますが、これが彼らです。朝早かったから、この傘の下で仲良く寝てました…笑)

 

聞けば2人は双子で、わたくしと同じバッグデザイナーで、ハーレム出身。

 

一緒に並びながら少し話しをしました。

 

ニューヨークへの売り込み方法

 

「いつまでニューヨークにいるの??」

 

と聞かれたので、あと数日はいるよ、とこたえると、場所を教えてあげたお礼なのか、

 

「もしこの日までいるなら、遊びにおいでよ!」

 

と、かの有名なアポロシアターでやる彼らのゴスペルライブに招待してくれました。

 

ニューヨークへの売り込み方法

 

後日、半信半疑でノコノコと出かけていくと、本当にライブは開催されていて、タダで、アポロシアターの中に入れてもらっちゃいました。

 

ニューヨークへの売り込み方法

 

ライブが終わったあと、マイケルジャクソンなど、そうそうたる有名人が立ったステージなども見せてもらっちゃいました。

 

そしてなんとその後2回目の挑戦で、彼らはヘンリベンデルデビューを果たしたのです。

 

ニューヨークへの売り込み方法

 

・・・そんなこんなのお話については、また次回以降、オーディションで実際にバイヤーさんと話したこと等とあわせてお話ししたいと思います。

 

引き続き宜しくお願いいたします。

 
*****

 

(2017年1月21日追加)
イベントでも何でも、お隣さんと仲良くなれるかどうかはかなり重要です。

 

ライバル同士ではありますが、そこでギスギスしたところで勝負の大差に影響はないのではないでしょうか。

 

わたくしは百貨店のイベント周りをして、色んなブランドさんや会社さんと売場をシェアしてきましたが、自分の手が空いているときは、なるべくお隣さんの売場も気にかけるようにしています。

 

そうやってお互いに補い合いながらやっていった方が売場全体が盛り上がりますし、自分も色んな局面で助けてもらえたりするので結果的には自分にとってもプラスに働くと思っています。

 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織

 

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https://www.instagram.com/saorimochizuki/

 


 

中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 

Saori Mochizukiの水玉バッグ

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準備の9割は情報収集【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.4】

Saori Mochizukiの商品

ニューヨーク 売り込み営業

(こちらの記事は、2014年7月13日に公開されたものを2017年1月に加筆・修正したものになります)

 

目次
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.1】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.2】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.3】

 

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【7/13配信 海外売込み奮闘記・ニューヨーク編 vol.4】
オープンシー、じゃなくて、Open See!!

 

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

そもそもわたくしがオープンシーを知ったきっかけは本当に些細なことでした。

 

仕事をしながら聞いていたJ-WAVEから、ヘンリベンデルとシャネルとオープンシーの話が流れてきたのです。

 

恥ずかしながらその当時、「ヘンリベンデルって何ですか??」てレベルだったわたくしは、「NYで売込みができる!」という響きに引かれて、その場でバッとメモをとって、大急ぎでネット検索をかけました。

 

その時点で、9月末。

 

オープンシーは、10月下旬。

 

あまりに急だったので、どうしよう、、、と一瞬迷いましたが、

 

・9月末に有効期限を迎える飛行機のマイレージが北米を往復できるくらいたまっていたこと
・ちょうど9月半ばに初めての展示会を終えたばかりで、商品のサンプル在庫が沢山あったこと
・その展示会の時に、海外卸用のカタログ・プレゼン資料を作っていたこと
・もともとNYを意識してブランドを立ち上げたこと

 

が決め手となり、その日のうちに撮影部長(という名のわたくしの夫。TVCMや映画など、動画のカメラマンをやっています。うちのブランドでは主に商品写真の撮影や展示会&催事のディスプレイを担当しています)に相談→「行ってみよう!」ということになりました。

 

そこからが、さあ大変。

 

【準備の9割は情報収集】

 

 

まずはヘンリベンデルについてと、オープンシーについての情報収集に取りかかりました。

 

ですが、残念ながら日本人でトライした人はあまりいなかったようで、オープンシーについて日本語で書かれた情報はほとんど手に入りませんでした。

 

ならば、、、英語で調べるしかない!

 

ということで、まずは検索ワードを「オープンシー」から「Open See」に変えてみると、「トランクショー」までたどり着いた人のサクセスストーリー兼成功へのアドバイスみたいな記事が何件かみつかりました。

 

またtwitterでも同じように「Open See」や「Henri Bendel」で有効な記事がないか洗い出しました。

 

その時見つかった記事の一つがこれで、
http://theemergingdesigner.com/henri-bendel-open-see-tips-from-designer-julia-vallelunga-of-la-raffinerie/

 

ここから、当日は何時に並んだらいいのか、どういう状態で待っていたらいいのか、など、色々役に立つ情報を得ることができました。

 

という訳で次回は、

 

「今振り返ってみると、どの準備が有効だったか」

 

というポイントをいくつかご紹介したいと思います。

 

・・・今回の香港行きもそうですが、全ては行く前の準備&情報収集にかかっているのでありました。

 

*****

 

(2017年1月20日追加)
最近はグーグル先生がいるので、ネットでなんでも簡単に調べられる時代になりましたが、それでもグーグル先生にどんな言葉で質問するか、という部分は結構センスが問われると思います。

 

わたくしはいつも、うちの店で開催している着付けレッスン会のために「猫の形をした(人間用の)おやつ」を探し求めているのですが、

 

「猫のおやつ」

 

と入れると、マタタビとかチュールとかが出てきてしまうんですよね(笑)。

 

この辺りは、やはり日頃から色んなことをアメーバ的に考えていないとなかなかパッと連想ゲームできないと思います。

 

そして営業に限らず何でもそうですが、向き合う相手のことを事前によく調べて挑む、ということはとても重要だと思います。

 

ネットに散らばる情報は玉石混淆で、必ずしも正しいものばかりではないかもしれませんが、それでも調べていく過程で色んなことが見えてきますし、お互いに共通認識を持っていると話しの進みも早く、時間の短縮に繋がります。

 

ちなみに、ですが、わたくしはいまだにOpen Seeのことを知っているという日本人に出会ったことがありません。もしテイストのあう商材を持っている人なら、みんなチャレンジしてみたらいいのに、と思えるほど画期的なシステムだと思っていたので、なんでなんだろう〜と思いますが、距離(NY-日本)の問題なんでしょうかね。もったいないな、と思いました。

 


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【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.2】

Saori Mochizukiの商品

ml626_2

(こちらの記事は、2014年6月29日に公開されたものを2017年1月に加筆・修正したものになります)

 

目次
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.1】

【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.3】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.4】

 

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【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.2】
ニューヨークに売込みに行く前に大切なこと

 

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

突然ですが、みなさん、質問です。

 

今、この瞬間にバク転できたら100万円、と言われたら、どうしますか?

 

そんなの無理、、、って笑いますか?
1週間待って!その間に練習するから…?!
それとも、あーー、暇だったから、できるようにしておけば良かった!と悔やみますか?!

 

・・・わたくしの好きな言葉に、

 

「準備体操は念入りに」

 

という言葉があります。

 

飛びたいと思った時に思い切り飛べるように。

 

バク転できたら100万円と言われた時にヒラリとバク転ができるように。

 

いつでも準備万端にしておくこと。

 

それがチャンスをつかめるポイントだと思っています。

 

 

【「いつか」は「いつ」を決めない限り、永遠にやってこない】

 

2012年の秋、わたくしがニューヨークに売り込みに行ったきっかけは、本当に色んな偶然が重なってのことでした。

 

でも今になってよくよく振り返ってみると、それまでには

 

・商品の準備
・プレゼンの準備(英語の営業用資料の準備)
・軍資金(渡航滞在費用)
・家族の理解

 

色んなものが「行ってこい!」と背中を押してくれる「準備万端」の状態にありました。

 

そしてなにより、立ち上げて半年のひよっこブランドが世界最高峰レベルに挑むなんて、ばかばかしいほどリアリティがないかもしれませんが、わたくしは心底真剣で、

 

「いや当然行くでしょ」

 

と、気持ちも「準備万端」でした。

 

「いつか」は、「いつ」を決めない限り、絶対にやってきません。

 

そしてその「いつ」は、早ければ早いほどいい。

 

「いつやるの?!いまでしょ!」

 

って言葉が流行りましたが、

 

「今、ニューヨークのバイヤーが見てくれるって言っているよ!」

 

と言われた時に、

 

「はいよっ!」

 

とヒコーキに飛び乗れるように、みなさんも、やりたいと思ったことは今日からどんどんやってみませんか?

 

次回はわたくしが挑んだ老舗百貨店「ヘンリベンデル」と、数々の名デザイナーを世に送り出した新人デザイナー発掘オーディション「Open See(オープンシー)」について少し詳しくお話したいと思います。

 

もしもやりたいことがあるけどどうしよう、、、

 

とためらっている方がいらっしゃったら、それまでに、どんなに小さなことでもいいので、何か1つ「始めて」みてもらえたらいいな、と思っています。

 

それではまた次回…!

 

お読みくださりありがとうございました。望月沙織でした。

 

*****

 

(2017年1月18日追加)
最近思ったのは、別にそんなにバク転したい訳ではないんだったら、

 

「バク転したら100万円」

 

と言われてできなくても、悔しがる必要はないよね、ということです。

 

例えばわたくしの場合、目の前で自分以外のバッグデザイナーの誰かが、ニューヨークでプレゼンできるチャンスをつかみ、成功させて帰ってきたらものすごく悔しくなると思います。

 

でも、それが魚屋さんだったらどうか。

 

ニューヨークで成功した方法については興味はあったとしても、(わたくしは別に魚屋さんになりたい訳ではないので)そこまで悔しくならないと思います。

 

何かうまく行っている人を見ると、うらやましくなってしまうのが人の常、ではありますが、その時に、自分は本当に何がやりたいと思っているのか、が自覚できていると、気持ちに変なストレスがかからず、楽に生きられるようになると思ってます。

 

最近は、起業ブームの流れを受けて

 

「会社員をやめて起業したほうがいいですか??」

 

と聞かれることも結構ありますが、会社員である今の自分に不満がないなら無理に起業する必要はないですし、それによって劣等感を感じる必要もないと思います。

 

一番大事なのは、やりたいことがはっきりしていて、それに対してコツコツ頑張ること、そしてその分野でチャンスが巡ってきた時に逃さず波に乗れること、なので、まずはそこを見極めることが重要なんだろうな、と思っています。

 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
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望月沙織

 

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【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.1】

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Saori Mochizuki in New York

(こちらの記事は、2014年6月23日に公開されたものを2017年1月に加筆・修正したものになります)
 

目次
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.2】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.3】
【海外売込み奮闘記・ニューヨーク・ヘンリベンデル編 vol.4】

 

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こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。
 

いよいよ香港ファッションウィーク(7月7日〜10日)の準備も佳境です。
 

毎日何かをし忘れたような感覚に陥るのはなぜなんでしょうか。。。
 

さて、そんなこんなのSaori Mochizukiですが、実はわたくしは海外に売込みに行くのは今回が初めてではありません。
 

既にご存知の方も多いかと思いますが、2年前の秋、無謀にも(?!)ニューヨークに突撃で売り込みに行ったことがあります。そしてちゃんと実際に老舗百貨店のバイヤーさんに商品を見ていただくチャンスを得ました。
 


 

【ニューヨーク5番街「ヘンリ・ベンデル」への売り込み営業】

 

そのお店は、NYの5番街(こちらでいう銀座みたいなエリア)にあるHenri Bendel(ヘンリベンデル)というお店で、当時は年2回(秋春)「Open See」という商品持ち込みプレゼン・オーディションを開催していたのです。
 

2014年6月現在、ヘンリベンデルの公式サイト上にOpen Seeの情報が掲載されていないので、現在も開催されているのかは定かではありません→2017年1月現在も情報はないので、もしかしたら残念ながらOpen See自体がなくなってしまったのかもしれません)。
 

わたくしはそれにうちのテンテンシマシマ(水玉・ボーダー・ストライプ)のバッグを持って、鼻息荒く乗り込んだのですが…!
なんとその時の模様がこちらの地元メディアの取材動画に残っておりました。
 


 

動画のちょうど真ん中、2分半を過ぎたあたりにわたくしとうちの商品が登場します(映るのは一瞬なんですが、目に残像が残ること、残ること!!!…笑)。
 

その時体験した様々なことは、日本のバイヤーさんや商習慣の特徴的な部分を客観的にみるいい判断材料になりましたし、今回の香港の準備にとても役立っております。
 

そんなこんなを、過去、体系的に振り返ったことが1度もなかったので、いい機会だからこれからしばらくシリーズでまとめてざっくり振り返ってみたいと思っております。
 

【ニューヨークで売り込みするためのポイントとは】

 


・なんでNYに行ったの?

・どうやってその情報を集めたの?
・何を準備したの?
・プレゼンする時緊張しなかった?
・他にはどんな人が集まって来てるの??
・っていうか、バイヤーさんには何聞かれるの?
・英語できるの?
・日本のバイヤーさんと何が違う??
・で、結果は??
 

…などなど、様々な疑問にこたえていきたいと思っております。
 

お付き合いいただけましたら幸いです。
 

*****
 

(2017年1月17日追加)
ニューヨークに売り込みに行ったのが2012年の10月、その後しばらく日本国内で怒濤の百貨店イベント周りを行い、ちょっとそれに飽きてきた(笑)2014年の7月、初めて香港の展示会に出展しました。
 

香港の展示会には何度か出続けましたが、展示会そのものではそんなに成果が出ませんでした。でも素敵な出会いが沢山ありました。
そして香港のテンポ感や空気感はものすごく自分に合っている気がして、なんとかならないかな、、、と模索していた時期(2015年の2月)に、香港・中国の営業ツアーに参加する機会に恵まれました。
 

その時同行したメンバーの方から情報を頂き、売り込みアプローチをかけた結果、2015年の3月から香港「小時光」での販売がスタートしました。
 

香港で成果が上げられたのは、ニューヨークでの経験があったからこそだと思っています。
 

そんなこんなも含めて振り返っていけたらいいなと思います。
 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織
 

Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/

 



 

中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 Saori Mochizukiの水玉バッグSaori Mochizukiの水玉バッグ******* ☆Saori Mochizukiの商品は以下のサイトでも購入できます☆ *Saori Mochizuki Web Shop ショッピングアプリケーション「Origami」(実際にお買い物ができます Google+「Saori Mochizuki」ページ  にほんブログ村 デザインブログ 女性デザイナーへにほんブログ村 ファッションブログ バッグ・小物へにほんブログ村 ファッションブログへ