カテゴリー:Saori Mochizukiの日常

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Saori Mochizukiの仕事と子育て

育児 子育て 母親にできること

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

わたくしにはまもなく1歳になる子供がおりますが、昨日の保育園のお迎えの帰り道、いつもお迎えのタイミングが一緒になる2歳くらいの女の子が、お母さんの自転車の前に乗せられてわたくしとお子を追い越して行きながら、「お子ちゃんバイバイ。お子ちゃんバイバイ…」と、ずっとうちのお子の名前を呼びながら走り去っていきました。

 

それを見送りながら、うちのお子は確かにこの世に存在していて、彼女の中にも存在していて、しかも名残惜しむようなものとして思ってくれているということは、大げさだけど奇跡のような気がして、世の中ってなんと味わい深いものなんだろうと思いました。

 

肝心のお子は手を振るでもなく淡々と抱っこ紐に張り付いていて、なんだかその感じもまたよくて。

 

この先、お子の人生になにが待ち受けているのかはわかりませんが、君に向かって暗闇の中、見えなくなるまで手を振り続けてくれた人がいたんだよ、ということは、しかと伝えねばと思いました。

 

 

そして今回のように、子供自身は気付いておらず、もしかしたら取りこぼしてしまったかもしれない大切なことを、「こんなところにこんな綺麗なものが落ちてたんだよ」と、子供に伝えていってあげることが、「子育て」なんじゃないかな、と思いました。

 

なまじっか、「育てる」なんて言葉が使われているから、親は子供に何かを「教えなきゃ」と必死になってしまうけれど、教えられることなんてタカがしれているし、もしかしたら手癖だらけの自分のやり方よりも、子供自身が、まっさらな状態で自分で1から学んだ方がよっぽどためになるかもしれないので、そこにムキになるのはやめたほうがいいのかもしれません。

 

いずれにしても、昨日、振り返りながら、ずっと手を振り続けてくれたあの子の姿をわたくしは一生忘れないと思います。

 

その感動が、子供にもうまく伝わると良いのですが。。。

 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
望月沙織

 

Instagramも更新中
https://www.instagram.com/saorimochizuki/

 


 

中目黒の雑貨店(Accent Color)は完全予約制の営業を終了して、2016年8月より毎週金&土の11−17時で通常営業しております。ご予約のないお客さまもご来店いただけますのでお気軽にブラリと遊びにいらしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 

Saori Mochizukiの水玉バッグ

Saori Mochizukiの水玉バッグ

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買い物のセンスの磨き方

Saori Mochizukiの商品 / Saori Mochizukiの日常

中目黒 雑貨 猫

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

物販の仕事をしていてこんなことを言うのもなんですが、

 

「とりあえず買っとくか!」

 

というのはあまりよろしくないな、と思いました。

 

最近は、100均とかで簡単にいろんなものが手に入るようになってしまったので、何か一瞬不便を感じて、「あれがあればなぁ…」なんて言うと、周りの人から「100均で売ってるからとりあえず買っとけば?!」なんて勧められたりして、言われた方もその気になり、高いもんじゃないからとりあえず買っとくか、なんて入手したりします。

 

でもそういうものって、結局使わなくなって捨てる(もしくは家の中に放置される)ってことは結構あります。

 

とくにわたくしは整理整頓が大の苦手なので、家の引き出しはそういった類のもので溢れかえっており、さらにはそれらを選別して処分するにも一苦労です。

 

ちなみに「とりあえず買っとくか」

 

とよく似た言葉で

 

「買ってみないとわからない」

 

というものがありますが、わたくしはこの2つは似て非なるものだと思っています。

 

 

前者は、買うまでにあんまり考えてません。

 

後者は、買うまでにいろんなことを考えています。

 

考えた結果が、

 

「よくわらかない」

 

のであれば、それはもう、買ってみて実際に使ってみるしかないと思います。

 

その結果、やっぱり使い勝手が悪かったね、となったとしても、何が原因だったのか、ぼんやりと「とりあえず買った」時よりもはっきりとコタエは見えてきます。

 

本当に些細なことかもしれませんが、そうやって自分の好みを研ぎ澄ましていくことはとても大切なことだと思いました。

 

というか、そうやって、自分の判断軸を自分の中でしっかり培っていけば、

 

「よくわからない」

 

なんて悩むことも減っていき、いわゆる「センス」が磨かれていくんだろうな、と思いました。

 

というわけで、これからはもうちょっと、何を買いたいのかよくよく自分に問いかけたいと思いました。

 


バッグブランド「Saori Mochizuki」
デザイナー
中目黒の雑貨屋「Accent Color」オーナー
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Saori Mochizukiの水玉バッグ

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親子で「仕立て屋のサーカス」を鑑賞してきました

Saori Mochizukiの仕事と子育て

仕立屋のサーカス
こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

昨日、横浜にあるBankART Studio NYKというところで開催された「仕立屋のサーカス」の公演を観てきました。

 

「仕立屋のサーカス」とは
”物語音楽家 × 裁縫師 × 照明作家 による音と布と光のサーカス。「circo de sastre=スペイン語で “仕立て屋のサーカス”」として 2014 年より活動開始”
「仕立屋のサーカス」facebookページより引用)

 

要は、即興で生まれる音楽と光の中、ハサミでジャキジャキ衣装を作り上げていったり、空間のディスプレイを変えていったりする不思議な舞台です。

 

これの何がいいって、入場に年齢制限が一切なく、しかも18歳以下は無料とのことだったので、お子と一緒に遊びに行ける場所に飢えていたわたくしは、撮影部長を誘って観に行ってきました。

 

いや、もちろんちょっと探せばお子と一緒に遊びに行ける場所は沢山あります。

 

でもそれはどちらかというと「お母さんと一緒」的な空間でして、目線を大人に合わせた上で子供も一緒にどうぞ、という場所ではないので、わたくしとしてはなんだか物足りない気持ちを抱えていました。

 

かといって、0歳児が一緒に入れる舞台公演なんてほとんどないので、こういう活動は是非とも長く続けていってもらえたらいいな〜と思いました。

 

というか、「子供騙し」なんて言葉がありますが、今回の公演を通して、実は圧倒的に騙されているのは大人の方で、この世の中は「大人騙し」のたぐいのもので溢れかえっているんじゃないか、という気がしました。

 

大人は「ミシュラン3つ星レストランだから」とか、「タレントの〇〇さんが着ている服だから」みたいな言葉だけを鵜呑みにしてモノに飛びつく人が大勢います。

 

でも子供はそんな修飾語には一切惑わされません。

 

食べて「口に合わない」と思えば、どんな高級食材だろうと、容赦なく吐き出します。

 

それと一緒で、今回の公演中、例えばわたくしが「ちょっと飽きたな、、、」と思うと、どこからともなく「まだ終わらないのー?」という子供の声が上がったりして、はっとさせられました。

 

目線の先にぶらさがる鈴を、「触りたいなぁ」と思いながらぼんやり眺めていたら、横から子供が歩み出てきてシャラシャラ触ったりもしていました。

 

そんな様子を見ていたら、大人だろうと子供だろうと、結局「面白い」と思うものの本質的な部分にはそう大差はなく、逆に言えば小手先の「騙し」が効かない分、子供を相手にする方がシビアさが増すんだな、と思いました。

 

 

全体的な内容としては、なんかもう一捻り欲しかったな〜という印象が残りましたし、開演まで結構遅れてやたら待たされたのでその辺がもうちょっとどうにかなったら良かったな、と思いました。

 

もちろん舞台公演では、開演が遅れることはよくあることだと思うので、それについてとやかく言うつもりはあまりないんですが、ただ漠然とひたすら並んだまま待たされたので、あとどれくらい遅れるのか、など、目安のアナウンスは欲しかったです。子連れだと、どのタイミングでオムツを替えようか、など結構気をつかいますし、何より時間は有限です。

 

整理券でも配って、1時間後に再集合!みたいな形にしてもらえたら、みなとみらいをぶらぶら散策したりできたのに、、、と残念に思いました。

 

とはいえ、冒頭でも述べましたが、こういうおおらかな公演はとても貴重です。子供に対してだけでなく、

 

周りに迷惑をかけなければ


・公演中の撮影可(なんなら商用利用したっていいとのこと…!)
・ベビーカーごと入場して畳まずに席脇におくことも可
・フードを食べることはもちろん、買いに行くこともOK(会場内での販売もありましたが、持ち込みも咎められませんでした)
・席替えすらOK
・18歳以下無料だけど、ぎりぎり19歳なりたてくらいなら許す、、、(笑)

 

という、昨今ギスギスした雰囲気の劇場が多いなか、こちらが拍子抜けしてしまうほど(良い意味で)なんでもありなスタイルは、今後も貫いていってもらえたらいいな、と思いました。

 

ちなみに我がお子は、、、

 

仕立屋のサーカス

 

隣にいた、3歳くらいの男の子と遊びたくて仕方がなかったようで、やたらと隣の席に身を乗り出してハイタッチを要求していました…(笑)。

 

かと思えば、開演までの間、飽きちゃってあれこれ飲み食いしすぎたせいでオムツがキャパを超えて決壊…。

 

抱っこしていた撮影部長の腹を湿らす、という事件が起こり、後半着替えのため退場、、、などなど、かなり自由にやらせてもらってました。。。

 

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、次回の公演に1度是非おでかけになってみてくださいませ。

 


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ゴハンは自分で飲み込むしかないのです。

Saori Mochizukiの仕事と子育て

育児

こんにちは、バッグブランド Saori Mochizuki デザイナー&中目黒の雑貨屋 Accent Color オーナーの望月沙織です。

 

最近の我が家のお子は、とにかくゴハンを自分で食べたい期に突入しています。

 

まだ1歳にならないし、歯も下2本しかはえてないので、そこまで固いものはあげられないのですが、自分でつかんで口に運ぶことに無情の悦びを感じているようなので、「つかめるけど、ノドに引っかからないものは、、、」と、毎回頭を悩ませています。

 

昨日もブロッコリーやカリフラワーを蒸して小さく切った野菜をおわんに入れて目の前においてあげたら、ものすごい勢いで手でつかんでは口に運び、口の中がパンパンになってしまいました。。。

 

ゆっくり噛みながらにした方がいいよ、と手を止めようとすると、振り払って怒るので、黙って様子を見ていたら、案の定、

 

「飲み込めにゃい、、、」

 

と、号泣し始めました。

 

 

とは言え、飲み込む部分はわたくしではどうしてあげることもできず、自分で頑張ってもらうしかない部分です。

 

嫌だったら吐き出してもいいんだよ、と口からかき出そうとしても、

 

せっかく入れたんだから、絶対ヤダ!

 

と言わんばかりに抵抗します。

 

最終的には号泣している間に口からぽろぽろ落ちてきてことなきをえた(?)のですが、人間て、1歳に満たないこんなに幼い子でも、こんなに何かを自分でやりたいと思う欲求をもっているものなんだ!ととてもビックリしました。

 

きっとこの先、この欲求はどんどん大きくなっていって、その度にできない自分とのジレンマに挟まれて、号泣することと思います。

 

かといって、いい大人になったら号泣ばかりはしていられませんし、「飲み込むのは自分でやるしかない」というのと一緒で、親であるわたくしがそれに対して本質的にやってあげられることなんて何もないと思います。

 

せめてその時に、全力で泣ける体力や、全力で悩める体力を持っていられるように、ゴハンを用意しつつ、なんとなくそばで見守っていけたらなと思っています。

 


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