日別:2015年12月11日

今を生きろ

半歩先のドラマチック

Saori Mochizuki
1点モノが売れて、次は何を飾ろうかなぁと考えているのは至福の瞬間です

こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。

昨年いろいろと仕事の方向性で行き詰まった時に

「5年後、10年後の計画を立てなさい」

みたいなことを様々な方面から異口同音にアドバイスされたのですが、わたくしはこれが苦手で、全く考えることができませんでした。

希望がない訳でも理想がない訳でもないんですが、遠い先の未来に対して、緻密なプランを打ち立てることにあまり意味を見いだせないのです。

だからダメなんだ、と言われればそれまでなんですが(汗)、でも、今日は、遠い未来の踏み台のためにある訳ではなく、今日そのものとして目の前に存在します。

今日起こる出来事も決してないがしろにできるものではなく、今日、明日、明後日に突発的に飛び込んでくる予定に全力で向き合い、その都度そこで出た結果をもとに行き先を決める方がわたくしの性分には合っています。

5年10年とまでは行かないまでも、1ヶ月先、2ヶ月先の予定を決めてしまうのは、とりにくい予約や複数の人が絡む予定をおさえたりするには有効かもしれません。

ただ、そこで決めたことに縛られ過ぎるのもよくないとわたくしは思います。

たまーに見かけるタイプの人で、一度、「半年後に〇〇する」と決めると、例えば半年より手前、1ヶ月後や2ヶ月後にその「〇〇する」チャンスがやってきても、「いや、私は半年後にそれをやると決めたから」とかたくなになって、そのチャンスをスルーしてしまう人がいます。

これは端で見ていて非常にもったいないな、と思います。

というか、いつ「〇〇する」チャンスがやってきてもいいように、常に準備体操しとけよ、とも思うのです。

いろんな事情があって、半年後じゃないと状況が許さないということもあるかもしれませんが、たいていそういう人は、「半年後」と決めた猶予に甘えてしまっている気がします。

もしくは、臨機応変に動くことができず、自ら決めたルールにがんじがらめになってしまっているようにも見えます。

いずれにしても、明日は必ず訪れるものではありません。

生きている以上、今、この次の瞬間に死んでしまう可能性は誰にでもあります。

日々そんなことを考えながら生きていくのは疲れてしまうかもしれませんが、少なくとも今、この瞬間の自分にできる最高の力は発揮しながら生きていきたいな、とわたくしは思ってます。

バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織

ちなみ中目黒の店舗は11月から完全予約制になっております。ご予約方法詳細等はこちらをご確認くださいませ。

Saori Mochizukiの水玉バッグ
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