デヴィッド・ボウイの最後に学ぶー自分の作品に愛情を込める、とは。

半歩先のドラマチック

David Bowie [Lazarus]

こんにちは、バッグブランドSaori Mochizukiデザイナー&中目黒Accent Colorオーナーの望月沙織です。

デヴィッド・ボウイが亡くなりましたね。

わたくしは彼についてはあんまり詳しくないんですが、最後のこの世の去り方にはとても感銘を受けました。

D・ボウイ、死の直前発表曲は別れの挨拶だった!

世の中のすごい人を見ると、みんなたいていは「あの人だからできる」で片付けてしまいますが、果たしてそうでしょうか。デヴィッド・ボウイほどの熱量をもって自分のやっていることにむきあっているでしょうか。

っていうか、デヴィッド・ボウイほどの人でも、そこまで考えていたんです。いわんや、凡人をや、です。

この↑、「Lazarus(ラザルス)」のミュージックビデオは、インスタグラムでの拡散を意識して、画面を正方形にしたそう。

わたくしはこの話を聞いた時、自分の作品に愛情をかけるって、こういうことだよねと(ボウイに対しておこがましいですが)つくづく感心してしまいました。

うちの撮影部長はプロモーションビデオのお仕事をさせてもらう時、

「動画を撮るのは簡単だけど、どこでバズらせたいか、バズらせるべきか、よくよく考えるべき。それによって撮り方は変わる」

と言ってますが、

「え?バズらせるってなんすか?」
「とりあえずYouTubeとかにあげとければそれでいいんですけど、ほかになにか??」

といったように、そもそも根本的なことがポカーンな人たちもいて、色々複雑な思いを抱いているようです。

中には、

「いいものさえ作っていればわかってもらえる。世の中お金じゃない」

みたいなことを言い出す人もいて、いや確かにお金じゃないかもしれないけれど、その「いいもの」って誰が判断するの??ってところをしっかり考えたことはあるのか??と思います。

誰の目にも触れず、ただひたすら自分が「いい」と思っているだけではそれは単なる自己満足でしかありません。もし自分だけが満足すればいいのであれば、それでも構いませんが、自分が作ったものに共感して欲しい、誰かを励ましたい、メッセージとして伝えたいものがある、のであれば、1人でも多くの、その作品に触れてくれる人を探す努力は必死になってすべきです。

また、うまく行っている人、はやっているものがあると、とりあえずそこに乗っておくことが重要、と思う人は多いですが、根本的に自分がやろうとしていることが、それに向いているかどうかを判断する必要もあって、もし、自分には向かないと思った時には、別のやり方を模索必要もあります(もちろんはやっている枠の中で自分の作っているものを最適化することも重要ですが)。

とにかく。

デヴィッド・ボウイだって色々考えていたんです。彼ほどのルックスも才能もないなら、彼以上の努力をしなきゃ、だめだってことです。

わたくしは彼の最期から、そんなメッセージを受け取りました。

バッグブランド「Saori Mochizukiデザイナー
セレクトショップ「Accent Color」オーナー
望月沙織

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